こんばんは。オヤジです。
タイは、美しい寺院と豊かな文化で知られる国です。その中でも最近注目を集めているのが、バンコクにあるワット・パクナム(Wat Paknam)です。
フォトジェニックで観光客に大人気のこの寺院は、その壮大な建築と神秘的な雰囲気で訪れる人々を魅了しています。
本記事では、ワット・パクナムの魅力について詳しく紹介し、ロケーションや行き方、見どころについても解説します。
ワット・パクナムについて
ワット・パクナムの正式名称はワット・パークナム・パーシーチャルーンです。
創設はアユタヤ時代で、歴史ある王室寺院として知られていますが、他にもタイ僧侶統制とタイ僧侶のパーリー語教育の中心としての寺院、そして、前僧正ルアン・ポーソッドと呼ばれたプラモンコンテープムニー師の坐禅・瞑想の理論もタイでは非常に有名なそうです。
2012年には白い仏塔が、2021年には高さ69メートルの黄金の仏像も完成し、多くの観光客を魅了しています。
千葉県成田市にはワット・パクナムの日本別院があります。
ロケーションとアクセス
ロケーション
ワット・パクナムは、タイの首都バンコクのパーシーチャルーン区に位置しており、バンコク市内中心部から公共交通機関やタクシーを利用することで簡単に訪れることができます。
住所 | 300 Ratchamongkhon Prasat Alley, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160, Thailand |
電話番号 | +6624670811 |
https://www.facebook.com/WATPAKNAM.BKK | |
参拝時間 | 7:00〜18:00 |
拝観料 | 無料 |
アクセス
ワット・パクナムへのアクセスはMRT(地下鉄)ブルーラインを利用するのが一番便利です。MRTバンパイ駅より徒歩約12分です。
バンパイ駅に着くと、プラットフォームから仏像と白い大仏塔が見えます。
実際の行き方ですが、1番出口より出て歩道橋の横をすり抜けすぐ右手に曲がります。
"Phet Kasem 19"というストリート名の看板と緑の建物を目印にしてください。
後は道なりに進んでいけばよいのですが、結構道が蛇行していますので、Googleマップのルートを参考にしてください。
道中はお寺や学校があり、昔ながらのタイの風景を楽しむことができます。
川を渡ると左側にワット・パクナムの入口があります。
タイ国政府官公庁のWEBサイトによるとボートをチャーターしてアクセスすることもできるそうです。
ワット・パクナムの見どころ
ワット・パクナムは、その美しい建築と豊かな歴史で訪れる人々を魅了します。以下に、特に注目すべき見どころをいくつか紹介します。
白い大仏塔と天井画
ワット・パクナムの一番の魅力は、何と言ってもアートのような天井画です。
天井画は本堂ではなく白い大仏塔の最上階にあります。
アートのような神秘的な雰囲気の天井画は、仏陀の生涯図(仏伝図)だそうです。世界中の他の仏教寺院とは一線を画す世界観は息をのむほどの美しさです。
白い大仏塔はラーマ9世の妃、現在の国王ラーマ10世の母であるシリキット王太后の72歳の誕生日を記念し2012年に建てられました。
下層はフロアごとに違うテーマで展示物があり、まるで博物館のようです。
ワット・パクナム参拝時のマナー
ワット・パクナムは寺院ですので、信者の方も多くいらっしゃいます。下記のマナーを遵守してください。
- 露出の多い服装やかかとのないサンダルは着用しない
- 女性は僧侶に触れない
- 静粛にする
- 写真撮影時の配慮を忘れない
黄金の仏像
もう一つの見どころは2021年に完成した高さ69mのブロンズでできた黄金の仏像です。
高くそびえるこの仏像は寺院の中心に位置し、その壮大な姿は遠くからでも一目でわかります。
この仏像は、瞑想の姿勢としては世界で最も高いといわれています。
本堂
時間があれば、アユタヤ王朝時代に建立された荘厳な本堂にも訪れてください。
厳かな雰囲気が漂う本堂には仏像や壁画があり、多くの信者がお祈りをする姿を見ることができます。
本堂の前にはルアン・ポーソッド師の仏像があり、多くの方が金箔を貼り良縁や交通安全を願っていました。
多くの信者の方が熱心にお祈りをされているので、本堂では写真を撮るのを憚れました。
まとめ
ワット・パクナムは、その美しい建築と神秘的な雰囲気で、多くの観光客を魅了しています。
巨大な黄金の仏像や他に類を見ない神秘的な天井画など、見どころが豊富なこの寺院は、訪れる人々に深い感動と安らぎを提供してくれます。
バンコク中心部からのアクセスも良好ですので、バンコク旅行の際にはぜひ訪れたい観光地です。
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