こんばんは。オヤジです。
香港を訪れる観光客にとって、ビクトリア・ピーク(太平山)は見逃せない観光スポットです。
ビクトリア・ピークと言えば、香港の100万ドルの夜景が一望できることで有名ですが、それ以外にも有名人の蝋人形館「マダム・タッソー」、ブティックや土産物店などが集まるショッピングモールや数多くのレストランなどがあります。
本記事では、ビクトリア・ピークへの行き方、見どころ、快適に訪問するためのTipsなどを紹介します。
アクセス方法
ビクトリア・ピークへのアクセスはさまざまな方法があります。
ピーク・トラム
最も有名でおすすめはピーク・トラムです。
香港発の公共交通機関である歴史あるトラムは1888年に開業し、急勾配の斜面を上りながら絶景を楽しめます。
料金は通常期と繁忙期で異なります。
通常期 | 繁忙期 | |||
往復 | 片道 | 往復 | 片道 | |
大人 | HK$148 | HK$122 | HK$168 | HK$136 |
子供(3〜11歳) シニア (65歳以上) | HK$74 | HK$61 | HK$84 | HK$68 |
セントラルからピーク・トラム駅へ行き方
ピーク・トラムはセントラル(中環)のガーデン・ロードにあるピーク・トラム駅から出発します。
MTRセントラル駅につきましたらJ2出口を目指してください。

J2出口から地上に出ますとPeak Tramという案内がありますので、案内に沿って進みます。

ピーク・トラム駅への道中は、いたるところに案内がありますので、案内に沿って進めば迷うことはないと思います。
セントラルのJ2出口を出て徒歩10分ほどでピーク・トラム駅に到着します。

ピーク・トラムの乗り方
ピーク・トラムに乗るには、切符を購入する必要がありますが、常に長蛇の列ですので、オクトパスカードを利用するか、オンラインで事前にチケットを購入することをおすすめします。

私はピーク・トラムのチケットを事前に予約していましたが、ピーク・トラム駅到着からトラムに乗るまでに20分以上かかりました。
チケットを購入していない場合、繁忙期にはトラムに乗るまで1時間ほどかかることもあるそうです。

トラムは急勾配を登っていきます。上の写真くらいの傾きで、立っていると態勢を維持するのが結構大変です。
トラムに乗っている時間は10分ほどですが、ビクトリア・ピークが初めての場合は絶対にトラムの利用ををおすすめします。

ピーク・トラムは往路は景色の良い右側の席がおすすめです。
ピーク・トラム以外のアクセス方法
ピーク・トラム以外の方法としては、バス、タクシー、徒歩でビクトリア・ピークへ行くことができます。
- バス
- タクシー・Grab
- 徒歩
バスを利用する場合、15番バスがセントラルフェリーターミナルからビクトリア・ピークへ向かいます。
10分〜15分おきにバスは出ており、セントラルフェリーターミナルからビクトリア・ピークへの所要時間は45分程度です。
費用は片道片道HK$12.1です。
詳細はCity BusのWEBサイトでRouteをクリックし、Input Route Noのフィールドに"15"と入れ確認してください。
香港でのバスの乗り方は下記の記事をご参照ください。
セントラルからビクトリア・ピークへは約10分ほどで、費用はHK$60程度です。
往路に関しては、時間の無い時や複数人で利用するはおすすめです。
一方、復路はなかなかタクシーが捕まらないことと、Uberでも需要が供給を上回っており、料金が高いので、あまりおすすめできません。
ビクトリア・ピークへは徒歩で行くこともできます。
セントラル駅から地上に出て、世界最長と言われる歩くエスカレーターに乗って終点まで行き、そこから登山道へ。
案内看板に従って山道を歩いていきます。山頂までは約1時間ほどです。
見どころ
ビクトリア・ピークには多くの見どころがあります。
何と言っても山頂から見おろす香港の景色は見逃すことができません。
また、山頂にはピーク・タワーと呼ばれるショッピングモールがあり、様々なショップやレストランがあり、訪れる人々に多彩な楽しみを提供しています。
蝋人形館「マダム・タッソー」や入場料無料の「びっくり3Dアートスペース」もピーク・タワー内にあります。
ピーク・ギャレリアも見逃せません。ここには、カフェやレストラン、アートギャラリーがあり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
さらに、ビクトリア・ピーク周辺には、自然を満喫できるハイキングコースも豊富です。
展望スポット
ビクトリア・ピークには香港を一望できる展望スポットが3つあります。
- ピークタワーの最上階にあるスカイテラス428
- ピーク・ギャレリアの展望デッキ
- 太平山獅子亭
スカイテラス48
ピークタワーの最上階にあるスカイテラス428は、香港のパノラマビューを楽しむのに最適な場所です。このテラスからは、香港島、九龍半島、そしてビクトリア湾の壮大な景色を一望できます。

私達はスカイテラス48から香港の100万ドルの夜景を楽しみました。
スカイテラス48は有料ですので、ピーク・トラムとのセット券の購入がおすすめです。
夜の時間帯には夜景を見る人々で非常に混んでいますので、日没前に早めに訪問されることをおすすめします。
ピーク・ギャレリアの展望デッキ
ピーク・ギャレリアの展望デッキは無料で利用できます。

比較的人が少なく、穴場的スポットと言われています。
太平山獅子亭
ピーク・タワーを背に左の方に数分歩くと太平山獅子亭があります。

2つの獅子の像がある中国風の門の奥が展望スポットになっています。

私たちは日没前の香港のパノラマビューを大平山獅子亭から楽しみました。
大平山獅子亭も無料で利用できます。
快適な訪問のためのTips
ビクトリア・ピークは香港で最も有名な観光地の一つですので、非常に混雑しており、何をするにも時間がかかります。そこで、少しでも快適にビクトリア・ピークを楽しむためのTipsをお届けします。
早めに行動する
特に夜景を見る場合、ビクトリア・ピークは非常に混雑していますので帰りのトラムが1時間待ちということもザラです。
少しでも混雑を避けるために、早めの時間に訪れ日没後前に展望台の場所取りをし、夜景を楽しんだらすぐに帰るようにします。
私たちが訪れた2月は日没が6時半前でしたので、5時過ぎにビクトリア・ピークに到着し、日没前の景色を見たあと食事をし、日没後の夜景を楽しました。
チケットの事前購入
ピークトラムを利用する場合、チケットをオンラインで事前購入することで、長い待ち時間を避けることができます。
スカイテラス48のチケットもオンラインで事前購入できます。
天候のチェック
最後に時短とは関係ありませんが、晴れた日に訪問してください。天気が良いと、景色がより一層美しく見えます。
香港に複数日滞在する場合は、天気予報をチェックし、天候の良い日を選びましょう。
まとめ
ビクトリアピークは、香港を訪れる際には欠かせない観光地です。
美しい景色、豊富なアトラクション、そして自然を満喫できるハイキングコースが揃っており、訪れる人々に多彩な楽しみを提供します。
今回の記事では、ピーク・トラムでのアクセス、素晴らしいパノラマビューなど、ビクトリア・ピークの魅力を存分に楽しむための情報をお届けしました。
次回の香港旅行の際には、ぜひビクトリアピークを訪れて、その美しさと魅力を体感してください。
kkdayではピークトラムとスカイテラス48がセットになったチケットを割引で購入することができます。チケット購入のために長い列に並ぶ必要もありませんので、ぜひご利用ください。
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