こんばんは。オヤジです。
今年に入りシンガポール航空のプレミアムエコノミークラスで東京−シンガポール間を2往復しました。
非常に評価の高いシンガポール航空ですが、プレミアムエコノミークラスの乗り心地とサービスは如何ほどのものか!エコノミークラスよりも高い値段を払う勝ちがあるのか!
今回の記事ではシンガポール航空エコノミークラスの搭乗記をお届けします。
シンガポール航空について
シンガポール航空はイギリスのスカイトラックス社の格付けで最高ランクの5スターの常連であり、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」で1位を4回獲得するなど、世界屈指の高評価を得ているエアラインです。
特に民族衣装のサロンケバヤを身にまとった客室乗務員のおもてなしと最新鋭の機内設備、クオリティの高い機内食は他のエアラインの追随を許しません。
アライアンスはスターアライアンスに加盟しています。
プレミアムエコノミークラスの特典
シンガポール航空のプレミアムエコノミークラスでは以下のような特典を享受することができます。
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
ファースト、ビジネスに次いでスターアライアンスゴールドメンバーとともに第3グループ - 優先手荷物受取
- ブック・ザ・クックの利用
プレミアムエコノミークラス専用メニュー - シャンパンの提供
- ゆったりした座席
日系のエアラインの場合、プレミアムエコノミークラスでもラウンジが利用できますが、シンガポール航空のプレミアムエコノミークラスではラウンジの使用はできません。羽田空港での優先チェックインはビジネスクラスと同じレーンです。
シンガポール航空のマイレージについて
シンガポール航空のマイレージ組織であるクリスフライヤーはもちろんのこと、スターアライアンス加盟エアラインですので、ANAマイルに加算することも可能です。
プレミアムエコノミークラスをANAマイルに加算する場合、加算率は100%です。
具体的には東京−シンガポール間の往復で6,624マイルが獲得できます。
機内設備とアメニティ
シートスペック、アメニティと機内設備は以下のとおりです。
使用機材 | Boeing777-300ER |
座席配置 | 2-4-2 |
シートピッチ | 約96.5cm |
シート幅 | 約49.5cm |
レッグレスト | あり |
フットレスト | あり |
モニターサイズ | 13.3インチ |
機内エンターテイメント | 充実している(1,800種類以上) |
読書灯 | あり |
電源 | あり(マルチタイプ) |
USBポート | 2つ |
機内Wi-Fi | あり(有料) |
ブランケット | あり |
スリッパ | なし |
その他アメニティ | 靴下、歯ブラシ(いずれも深夜便のみ) |
座席はシェル型ではありませんので、前の人が座席を倒すと少し窮屈になります。
シートピッチは十分です。
深夜便だけでもらえるアメニティが入っている袋です。ちょっとチープですね。
中身は歯ブラシと靴下です。
サービス
日系エアラインに劣らず非常にきめ細かいおもてなしが受けられます。
ジャケットを着ていた場合は、こちらからお願いしなくても預かってくれたり、ドリンクが空になっているとおかわりを確認してくれたりと文句なしのレベルです。
日系のエアラインはプレミアムエコノミークラスの場合、上着を預かってもらえませんので、この点はシンガポール航空のほうがサービスが良いですね。
機内食
プレミアムエコノミークラスの機内食は基本的にエコノミークラスと同様です。
ただし、ブック・ザ・クックという予約制の特別な機内食をオーダーすることが可能です。知らない方が多いのかブック・ザ・クックを利用している方は少なかったですが、プレミアムエコノミークラスを利用するならぜひ予約してください。
その他、シャンパンが選択可能な点がエコノミークラスとは異なります。
以下、実際の機内食をご紹介します。
2019年1月12日 SQ639便
到着前の朝食です。
ブック・ザ・クックを利用しなかったので、通常のエコノミークラスの食事ですが、十分に美味しかったです。
2019年1月14日 SQ634便
ブック・ザ・クック利用。「ビーフブリスケットのローズマリーソース煮」
ビーフは大きくて食べごたえがあるうえに非常に美味でした。
2019年3月10日 SQ639便
到着前朝食。ブック・ザ・クック利用。「シーフードミーゴレン」
写真では分かりづらいのですが、シーフードが豊富に入っており、かなりクオリティが高かったです。
2019年3月13日 SQ12便
ブック・ザ・クック利用。「ローストチキンライス」
チキンももちろん美味しかったですが、ライスが非常に美味しくレストランと同様のクオリティです。
価格
時期にもよりますが、往復10万円ちょっとで搭乗可能です。
日系エアラインのシンガポール便のプレミアムエコノミークラスが少し高くなっていますので、割安感があります。
総合評価
シンガポール航空のプレミアムエコノミークラスはコストパフォーマンス抜群だと思います。
価格に対して全てのクオリティが非常に高いです。
マイナス点は、スターアライアンスの上級会員かプライオリティパスを持っていないとラウンジが使えないことと機内でスリッパが無いことでしょうか。
シンガポール航空は便数も多く、非常に利用しやすいので、シンガポールに行く際にはしばらくファーストチョイスになると思います。
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