こんにちは、ムスコです。
クアラルンプールからイスタンブール（サビハ・ギョクチェン）へ向かう際に、カタール航空のビジネスクラスを利用しました。
カタール航空は世界一のサービスと謳われる航空会社ですが、実際のフライトはどうだったのか、レポートしていきます。
カタール航空について
カタール航空は1993年に設立されました。世界中の数多くの都市への定期便を提供し、経由地を利用することで、世界中の旅行者にとって便利なオプションを提供しています。
また、カタール航空は、スカイトラックス・ワールド・エアライン・アワードなどで多数の賞を受賞しており、5つ星の格付けを持つ世界有数の航空会社の一つです。
スカイトラックス(SKYTRAX)社は、2022年の航空会社ランキングでは、1位に選出され、7回目の「ワールド・ベスト・エアライン」を受賞しました。
豊富な資金量を活かしたそのサービスは、多くの旅行客を惹きつけています。
マイレージ加算
カタール航空はスターアライアンスに加盟しているため、JALのマイレージに加算が可能です。
カタール航空のビジネスクラスを利用しJALマイレージバンクに加算した場合、区間マイレージに対して125%の積算率です。
ただし、予約クラスがPの場合は、積算率が70%になります。
チェックイン
フライトの出発時刻より3時間半前に空港に到着しましたが、すでにチェックインカウンターはオープンしており、チェックイン可能でした。
ビジネスクラス専用レーンも当然ありますが、出発時刻より3時間30分前のためか、チェックインカウンターはガラガラでした。
10分くらいでチェックインを終えました。搭乗券に加え、ラウンジへのバウチャーをもらえます。
ラウンジの記事は前回のブログに記載しているので興味のある方はぜひ見てください。
機材設備とアメニティ
カタール航空のクアラルンプール - ドーハ便の機材はボーイングB777-300ERを使用しています。
| 使用機材 | ボーイングB777-300ER |
| 座席配置 | 2-2-2 |
| シートピッチ | 約198cm |
| シート幅 | 約55cm |
| レッグレスト | あり |
| フットレスト | あり |
| モニターサイズ | 16インチ |
| 機内エンターテイメント | 充実している |
| 読書灯 | あり |
| 電源 | あり（ユニバーサルタイプ） |
| USBポート | あり（USB Tyoe-Cはなし） |
| 機内Wi-Fi | あり（有料） |
| ブランケット | あり |
| スリッパ | なし |
| その他アメニティ | アイマスク、耳栓、靴下、歯ブラシと歯磨き、ブラシ、ハンドクリーム、ボディクリーム、ヘッドセット（ノイズキャンセリング機能付き） |
残念ながらこの路線ではQsuiteは導入されておらず、昔ながらのビジネスクラスシートです。とはいえさすがカタール航空、シートのクオリティは非常に高く座り心地は完璧でした。
モニターは座席から操作できる距離にはないため、シートに備え付けられているリモコンを使って操作を行えます。
モニターは意外と小さく、座席から距離がかなり離れていたため意外と文字が見えにくいのが少しネックでした。ただし日本語にはもちろん対応しています。
シート脇でシート操作が可能になります。微妙な角度調整を始めとして、当然フルフラットにすることも可能です。私はフルフラットより160度くらいの角度が好きなのですが、もちろんその角度に設定することも可能でした。
基本的なアメニティとして枕、クッション、ブランケットが用意されており、長時間のフライトでもしっかりと体を休めるように考慮されています。
ただ残念な点としては、窓側の座席の場合で隣の乗客がフルフラットにしている場合は一旦声をかけて足などをどけて貰う必要があります。
最近のビジネスクラスシートは、隣の乗客をあまり意識しない作りのシートが多いので、その点はかなり残念でした。
アメニティ
今回いただいたアメニティポーチ、なんと限定品でした。
2022年にカタールにてワールドカップが行われたのは記憶に新しいと思いますが、今回頂いたアメニティポーチはワールドカップモデルでした。
カタール航空はワールドカップのオフィシャルパートナーでしたが、その期間に配布されていたものだと思われます。
ポーチの内容物は以下のとおりです。
- フレッシュローション（ボディ用）
- フェイスクリーム
- リップバーム
- オードトワレ （10ml）
- アイマスク
- 耳栓
- 靴下
さすがカタール航空、内容物のクオリティーが高く、満足度も非常に高いです。
機内食 2023年3月3日 QR845
搭乗後にウェルカムドリンク、その後好きな時刻に機内食をいただけます。
ウェルカムドリンク
搭乗後、しばらくするとウェルカムドリンクをいただけます。
ソフトドリンクからアルコールまで様々なものがあります。私は炭酸水でしたが、隣に座っていた女性の方はシャンパンを頂いていました。
機内食
離陸前にメニュー表が配布されました。
飲食用とワインにそれぞれメニュー表があり、この中から機内食を選ぶ事ができます。
メニューは非常に豊富です。
- Artisan bread
- Soup
- Appetisers（選択）
- Mains（選択）
- Cheese plate
- Desserts（選択）
まず機内食の前に、ドリンクとナッツをいただけます。
ナッツは非常に塩気が効いており、とても美味しかったです。
10〜15分後にArtisan breadがサーブされました。機内食がサーブされるタイミングで機内が薄暗くなりとても雰囲気のあるムードです。キャンドル（ライト）が非常にいい味を出しています。
続いてチーズがサーブされました。
ちなみにスープはスキップしました。カタール航空の機内食は離陸後何時に食事を摂るか、メニューはどれにするか、など非常に融通が聞きます。私はとりあえず離陸直後にもらったのですが、離陸後3時間後程度にもらっている人もいました。
続いて前菜がサーブされたのですが、完全に失敗しました。一番最初のお通しでパンがあったのにも関わらず前菜でもパンを選択してしました。
Breadという文字を見逃してたんですよね、、、。
正直この時点でかなり満腹でした。
メインは、魚料理（Spiced grouper with fragrant rice and pineapple relish）を選びました。
ハタ、ライス、パイナップルという非常に珍しい組み合わせでしたが、それぞれの味が非常にマッチし、とても美味しかったです。
最後のデザートはストロベリーをサーブしていただきました。エルダーフラワーシロップは今まで味わったことがありませんでしたが、ストロベリーと非常に味がマッチしており、とても美味しくいただきました。
総合評価
カタール航空のビジネスクラスは想像通り非常に満足度が高いフライトでした。
機材は中長距離線のフライトの中では、Qsuiteなどと比べると最新とは言いがたいもでしたが、機内食を含めたサービスはさすが「ワールド・ベスト・エアライン」という印象でした。
約8時間近いフライトでしたが、降機してもほとんど疲労度などはなく非常に充実したフライトを享受することができました。
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