こんばんは、ムスコです。
みなさんはマンダレーに鉄道駅があるのをご存知でしょうか。私は調べるまでは全く知りませんでした。そもそもネットで調べてもほとんど情報がない。
マンダレーからバガンやヤンゴンに向かう主要な交通手段は、飛行機、バス、そして鉄道です。もちろん、マンダレーにおける鉄道の拠点となるのが本日ご紹介するマンダレー・セントラル駅です。
行ってみて本当にびっくりしました。英語が本当に一切書かれていない。駅にそもそも外国人が一人もいない。駅に入ったら私の顔を見て笑ってくるミャンマー人。そんな変な顔してたかな?
それはともかく個人的に今まで行った外国の駅の中で一番大変だったのがマンダレー・セントラル駅。
不安な方はこの記事を見て自信を持ってマンダレー・セントラル駅に行きましょう。
マンダレー・セントラル駅の概要
マンダレー・セントラル駅は元々現在ある場所より南にあったそうですが、近年現在の市の中心に移されたそうです。
現在のマンダレー・セントラル駅は7階建てで、駅だけでなくホテルも併設されており、ミャンマーの中でもかなり大きい部類に入る駅だそうです。
また、マンダレー・セントラル駅は、バガンやヤンゴンに通じているだけでなく、北部へのゲートウェイの役割も果たしているため比較的活気のある駅で、昼過ぎから多くの人が駅にいます。導入で書いたようにミャンマー人しかおらずとてもアウェー感がすごかったです・・・。
営業時間 | 24時間営業(口コミによるとチケット売り場は6:00am〜4:00pmまで) |
電話番号 | +95 9 44402 5004 |
住所 | 78th Road and 30th RoadJunction Chanayethazan, Mandalay Mandalay Division, Myanmar |
マンダレー・セントラル駅は夜になると多くの人が駅に来て駅泊をします。マンダレーで知り合った日本人は駅で寝ていたそうなのですが、iPhone10が盗まれて世界一周を中断してこれから一旦日本に帰ると言っていました。ここから考察すると駅はあまり治安がよくないのかもしれません。
マンダレー・セントラル駅のチケット売り場
初めての方はチケット売り場が分かりにくいかもしれないので一通り説明したいと思います。
まずは駅数箇所からか駅内部にはいることができますが、歩行者用の信号から一番近い右側から私が駅に入ったので右側から駅内部に入ります。
中に入ると右手にチケットと書かれた看板があります。そこを左に曲がると階段があるので2階まで登ってください。
階段を登るとまた看板があります。看板が指しているとおりに右に曲がるとチケット売り場があります。
お昼時から駅で直に床で寝ている人の多さに驚きました。日本と文化的に大きく異なっていることを改めて実感しましたね。
マンダレー・セントラル駅の主要な地域の時刻表
マンダレー・セントラル駅について、ticketという表示があったので英語表記があるものだとすっかり思っていたのですが、肝心の行き先と値段が書いてある看板がビルマ語表記しか無くすっかり困ってしまいました。
そんな中とりあえず英語表記を探そうと思って探しまくった結果、こちらの時刻表が書かれた張り紙を見つけました。
行き先は、左上からヤンゴン、バガン、ラシオ(ラショー),ミッチーナー、パコックーの5つの都市です。正直に申し上げますとヤンゴンとバガンしかわかりません・・・。
鉄道を使う方の殆どがバガンかヤンゴンにしか行かないと思うのでその2つの時刻表だけ簡単にまとめるとこうなります。
出発地 | 行き先 | 列車種別 | 出発時刻 |
マンダレー | ヤンゴン | 特急 | 15:00 |
特急 | 17:00 | ||
特急 | 06:00 | ||
マンダレー | バガン | 特急 | 21:00 |
マンダレーからヤンゴンまでの所要時間は約15時間、マンダレーからバガンまでの所要時間は約8時間と恐ろしいほど時間がかかります。そのせいなのか、鉄道の出発時間は夕方から夜間にかけてとなっています。
鉄道の本数が本当に少ないですね・・・。
バガン行きのチケットの買い方
私は出発当日のお昼過ぎにバガン行きの鉄道のチケットを購入しました。当日ではチケットが売り切れているなどといった情報もありましたが、問題なく購入できました。
さて、本題に入ります。上記で書いたようにまずはバガン駅正面向かって右側の階段から2階に上がります。2階のチケット売り場は2手に分かれていますが、奥のチケット売り場でバガン行きのチケットを買うことができます。
こちらのチケット売り場に行くと窓口がたくさんありますが、一番左の窓口に行ってください。購入窓口は1番と書いてあります。
あとは希望の日時とクラスを伝えて料金を払うとチケットをもらえます。購入に際してはパスポートが必要となるので注意しましょう。
ちなみに私は一番上級のクラスであるスリーパークラスで予約しましたが、お値段なんとたったの4,000チャット(約280円)。日本じゃありえないくらいの値段設定でした。
マンダレー・セントラル駅の設備
マンダレー・セントラル駅の2階にはコンセントがあり、無料で充電を行うことができます。
これは結構ありがたいですよね。ただ、ミャンマー人の方々は充電器をスマホにつなげてここに放置している人が多かったですが、絶対に真似はしないように。盗難被害に会うだけです。
次に飲食店について。私はマンダレー・セントラル駅には飲食店は設置されていないものだと思っていたのですが、時間があったので奥の方にフラフラと行ったところ食事を取れる場所がありました。
厳密に言えば駅に設置されたと言うよりは駅の近くにある飲食店という感じですね。おそらくほとんど外国人が来ないのでしょう、熱烈な歓迎を受けめちゃくちゃ写真を取られました。わざわざ私が食事しているところに顔を見にやってきたり、肩に手を急に回されて自撮りをされたりと、、、。まるで異星人がやってきたみたいな反応で驚きました。
このお店では食事の他にも軽食や飲み物も売っているので出発の前によって飲み物などを購入してもいいかもしれません。
まとめ
マンダレー・セントラル駅はぶっちゃけカオスでした。駅なのになんか楽しいそんな感じの駅です。
恐らく使われていない線路だとは思いますが、そもそも線路の上に飲食店がある状況がすでに我々日本人にとってはありえない状況です。この飲食店に行けばある意味スター気分を味わえますよ。
電車を乗らない方でも駅には自由に出入りができるので興味がある方は是非訪れてみてくださいね。
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