こんばんは、オヤジです。
ルアンパバーン(Luang Prabang)は、ラオス北部に位置する世界遺産の街です。
豊かな歴史を持ち、伝統的な建築とフランス植民地時代の建築が融合し、自然美と調和した特別な場所となっています。
1995年にユネスコの世界遺産に登録されて以来、世界中の旅行者を魅了し続けています。
この記事では、ルアンパバーンを初めて訪れる方向けに、見どころや楽しみ方を分かりやすく解説します。
ルアンパバーンへのアクセス
日本からルアンパバーンへの直行便はないため、バンコクやハノイなどを経由する必要があります。
乗り継ぎ時間を含めると、最低でも半日はかかります。乗り継ぎ地での待ち時間も考慮して、余裕のあるスケジュールを立てるのがおすすめです。
最もアクセスしやすいのは、バンコクからルアンパバーンへ向かうルートです。1日3〜4便のフライトが運航されています。私もエアアジアのドンムアン経由便を利用しました。
ルアンパバーン旅行の前に知っておきたい基本情報
ルアンパバーンの旅行前に知っておきたい基本情報について一覧でまとめます。
ビザと入国管理 | パスポートは入国日から6か月以上の有効期間が必要。日本人は15日間ビザなしで入国可能。 |
時差 | 2時間、日本より2時間遅れている。 |
交通手段 | トゥクトゥク、タクシーやラオスのカーシェアリングサービス「LOCA」が利用可能。レンタル自転車も人気。 旧市街の観光は徒歩で可能。 |
電源プラグ | 220V、2ピンまたは3ピンの四角いプラグが使用可能。 |
通貨 | 公式通貨はラオス・キープ (LAK)。 1キープ=0.0067円くらい(2024年8月)。 ホテル、ゲストハウス、レストランでは米ドル やタイバーツ も使用可能なところも。空港や町の中心部に両替所やATMあり。 |
クレジットカード | 大きなホテル、レストラン、土産物店で利用可能だが、手数料がかかることが多い。ナイトマーケットやローカル店舗では使えないことも。 |
インターネット | 多くのホテル、ゲストハウス、レストランでフリーWi-Fiの利用が可能。空港でSIMカード購入可。 |
言語 | 公用語はラオ語。ルアンパバーンの主要観光地では英語が通じる。 |
季節 | 雨季(4~10月):雨が多く蒸し暑い。 乾季(11~3月):乾燥して涼しく、観光に最適。 乾季でも最高気温は30度前後になるので、服装は日本の夏の服装に羽織れる上着があればOK。 |
ルアンパバーンってどんな街?
ルアンパバーンは、メコン川とカーン川の合流地点に位置する、深い山々に囲まれた美しい仏教都市です。1995年には街全体がユネスコの世界遺産に登録され、文化的で美しい建造物が多く残されています。
14世紀以降はランサーン王国の都として栄え、数多くの寺院やフランス植民地時代の建築物が調和した、ノスタルジックでどこか懐かしい風景が広がっています。
ルアンパバーン観光でしたい10のこと
プーシーの丘から絶景を堪能
街の中心にあるプーシーの丘は、ルアンパバーンの街並みを一望できる絶景スポット。丘の頂上には寺院ワット・チョムシーがあり、夕暮れ時にはメコン川に沈む夕日を望むことができます。
寺院巡りで心を満たす
ルアンパバーンの街には30以上の寺院が点在しており、それぞれが独自の歴史と美しさを持っています。特に訪れておきたい寺院を以下にご紹介します。
ワット・シェントーン(Wat Xieng Thong)
ルアンパバーンのシンボルとも言える寺院で、1560年に建立されました。ルアンパバーン様式の美しい屋根と金色の装飾が印象的で、ラオス仏教建築の最高傑作と称されるほどの名所です。色鮮やかな「黄金の木」のモザイクも必見です。
ワット・マイ(Wat Mai Suwannaphumaham)
王宮博物館近くにある寺院で、5層の屋根を持つ壮大な外観が特徴。ラオス仏教の重要な行事が行われる場所としても知られています。

ワット・ヴィスンナラート
1512年に建てられたルアンパバーンに現存する最古の寺院。境内には、半球状のパゴダの形状からラオス語でスイカ寺を意味する「ワット・マークモー」と呼ばれる仏塔があります。

ルアンパバーン国立博物館で歴史に触れる
かつての王宮を利用したルアンパバーン国立博物館では、ラオスの歴史や文化、そして王族の暮らしぶりを垣間見ることができます。
ラオスで最も神聖な仏像とされる「パバーン仏」や、レトロな車が並ぶ王家のガレージも見どころです。
クアンシーの滝でリフレッシュ
エメラルドグリーンに輝くクアンシーの滝は、ルアンパバーン郊外の人気観光スポットです。
乾季には滝壺では水遊びもでき、周辺の遊歩道を散策すれば、たっぷりのマイナスイオンを浴びながらリフレッシュできます。
メコン川クルーズで自然を満喫
メコン川をゆっくりと下るクルーズは、ルアンパバーンの自然を満喫できるアクティビティ。特に夕暮れ時のサンセットクルーズはロマンチックで、忘れられない思い出になるはずです。
クルーズ中に立ち寄るパークウー洞窟には、4000体もの仏像が安置されています。
ナイトマーケットでショッピング
毎晩開催されるナイトマーケットでは、色鮮やかな手工芸品やラオス織物など、お土産にぴったりのアイテムがそろいます。掘り出し物を探しながら、屋台グルメの食べ歩きも楽しめます。
早朝の托鉢を見学
ルアンパバーンでは、毎朝5時30分~6時30分頃に僧侶が托鉢を行うタークバートと呼ばれる伝統的な儀式を見学できます。
オレンジ色の袈裟をまとった僧侶たちが静かに歩く姿は、まさに古都の風情を感じさせる光景。
観光客も喜捨に参加できますが、マナーを守って静かに見学しましょう。

ルアンパバーンの街並みを散策する
ルアンパバーンの魅力は、その美しい街並みにあります。赤レンガの屋根と白い壁のコントラストが美しいコロニアル建築が並ぶ通りをゆっくりと散策するのは、この街ならではの楽しみ方です。
メインストリート(シーサワンウォン通り)
お土産物屋やレストラン、カフェなどが並ぶメインストリート。夜にはナイトマーケットが立ち並び、賑わいを見せます。

メコン川沿いの散歩
メコン川の雄大な流れを眺めながらの散歩は、心安らぐひとときです。夕暮れ時には、美しい夕焼けを望むことができます。

裏通り散策
メインストリートから一本入った裏通りには、地元の人々の生活が垣間見える場所があります。静かで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。

おしゃれなカフェでくつろぐ
アンパバーンには、おしゃれなカフェがたくさんあります。メコン川を眺めながら、美味しいコーヒーやスイーツを味わい、ゆったりとした時間を過ごしましょう。

おすすめはコーヒーが美味しい「Saffron Coffee」です。
ラオス料理を堪能する
もち米を主食とするラオス料理は、日本人の口によく合います。カオソーイやラープなど、ルアンパバーンならではの郷土料理をぜひ味わってみてください。
おすすめスポットのロケーション
上記で紹介したルアンパバーン中心部のスポットを地図にまとめます。
まとめ
ルアンパバーンは、その穏やかな雰囲気と豊かな文化が訪れる人々を癒してくれる特別な街です。街歩きや寺院巡り、自然探索、そして地元の人々との交流を通じて、この街の魅力を存分に味わうことができるでしょう。
旅のプランを立てる際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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