ルアンパバーン国際空港ってどんなところ?旅行者向けガイド

ルアンパバーン国際空港 空港
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こんばんは、オヤジです。

この記事では、世界遺産都市ルアンパバーンの空の玄関口であるルアンパバーン国際空港について、空港内施設や市内へのアクセス方法などを詳しく解説します。

ルアンパバーン国際空港の基本情報

ルアンパバーン国際空港は、ユネスコ世界遺産都市ルアンパバーンへの空の玄関口として機能しています。IATA空港コードはLPQで、ルアンパバーンの中心部から約4kmの地点に位置しています。

2025年1月現在、ルアンパバーン国際空港発着の国際線を就航している航空会社は下記のとおりです。

航空会社路線
ラオス国営航空バンコク スワンナプーム、チェンマイ、ハノイ
9エア海口
バンコク・エアウィズバンコク スワンナプーム、チェンマイ
タイ・エアアジアバンコク ドンムアン
ベトナム航空ハノイ、シェムリアップ

ルアンパバーン国際空港就航便は、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっており、不安定ですので航空会社のWEBサイト等で最新の情報をご確認ください。

日本から行く場合は、バンコクかハノイを経由することになりますが、ハノイからはベトナム航空が週3便、ラオス国営航空が週4便の運行ですので、3社が運行し、毎日便があるバンコク経由が一番便利です

入国の流れ

小さな空港ですが、地上に降りずタラップを通って空港内に入ることができます。

到着は2階です。「Arrival」を目印に進みます。

少し進むと階段とエスカレーターがありますので、1階に降りるとイミグレーションがあります。

日本人の場合、観光やビジネス目的で15日以内の滞在の場合ビザは不要ですが、ビザが必要な国からの訪問の場合、1階のイミグレーションの反対方向にアライバルビザの申込書を記入するカウンターがあります。

イミグレーションでは、パスポートと出入国カードを渡せば特に質問されることなく入国完了です。

出入国カードの右半分が出国カードになっており、入国時に戻されますので出国まで保管してください。

イミグレーションの目の前に手荷物受取のベルトコンベアがありますので、手荷物を受け取り、税関で申告するものがなければそのまま進み入国完了です。

出入国カードの記入方法

出入国カードの記入方法を解説します。

入国カード

ラオス入国カード
NO英語日本語訳記入例
Family Name
Name
Male / Female性別(男性/ 女性)該当にレチェック
Date of birth誕生日(日/月/年)01/12/2000
Place of birth出生地Tokyo
Nationality国籍Japan
Occupation職業Office worker
Passport No.パスボート番号
Expiry date(パスポートの)
有効期限
Date of issue(パスポートの)
発行日
Place of issue(パスポートの)
発行地
Visa noビザ番号ビザ免除の場合は空欄
Date of issue(ビザの)発行日ビザ免除の場合は空欄
Place of issue(ビザの)発行地ビザ免除の場合は空欄
Purpose of entry入国の目的観光の場合はTourism
Travelling by交通手段飛行機の場合はFlight Noの欄にFD1030 等の便名記入
Travelling from
Travelling in package tour
出発地
パッケージツアーですか
Bangkok, Thailand
ツアーの場合はYes、個人旅行の場合はNo
Intended address in Laosラオスでの滞在先滞在先住所、もしくはホテル名
Tel.滞在先電話番号
Date日付(日/月/年)入国日
Signature署名パスポートと同じ署名。日本語OK

出国カード

ラオス出国カード
NO英語日本語訳記入例
Family Name
Name
Date of birth誕生日(日/月/年)01/12/2000
Place of birth出生地Tokyo
Male / Female出性別(男性/ 女性)該当にレチェック
Nationality国籍Japan
Occupation職業Office worker
Date日付(日/月/年)出国日
Passport No.パスボート番号
Date of issue(パスポートの)発行日
Place of issue(パスポートの)発行地
Singature署名パスポートと同じ署名。日本語OK
Last regidence
in Lao PDR before leaving
出国前のラオスでの滞在先滞在先住所、もしくはホテル名

空港施設とサービス

ルアンパバーン国際空港は国際線就航空港としてはかなりコンパクトで、日本の国内線のみの地方空港程度の大きさです。

ターミナルも一つしかなく、国際線と国内線にも分かれていません。空港の入口から入った場合、左側が到着エリア、右側が出発エリアになっています。

両替所とATM

手荷物を受け取り入国すると目の前に両替所があります。

ルアンパバーン国際空港 両替所

私はこちらの両替所でタイバーツからラオスキープに両替しました。

ルアンパバーン国際空港の両替所はレートが悪くありません。市内に出る前に必要な分を両替しておくと便利です。

両替所の先の扉を出ると非制限エリアに出ます。非制限エリアにも両替所がひとつあります。

ルアンパバーン国際空港 ATM

ATMは空港内にはなく、空港の外に設置されています。

SIMカード売場

ルアンパバーン国際空港 SIMカード

非制限エリアに出て正面にタクシーカウンターとSIMカードの売店があります。

SIMカードの購入はこちらで済ませてください。もしこちらのカウンターが混んでいれば、左側に進み、一番奥のショップの隣でもSIMカードを販売していました。

ショップ・レストラン

タクシーカウンターの左側にはお土産ショップが並び、更に進むとラオス国営航空のカウンター、そしてもう一つの両替所があります。

ショップはルアンパバーンのお土産中心に取り扱っており、日用品などは売っていませんでしたので、到着時にショップを利用することはあまりないと思います。

お土産の品揃えは中々で、私はルアンパバーン名物のカイペーン(川海苔)と竹チップを空港で購入しました。

レストランは非制限エリアにはありません。出発エリアの奥にひとつだけカフェがあります。

市内へのアクセス

空港は市街地から約4kmのとアクセスは優れていますが、公共交通機関が使えませんので、市内中心部への移動はタクシーかホテルの送迎サービス、LOCAを使うことになります。

タクシーの場合、入国後非制限エリアに出て正面にタクシーカウンターがりますので、そちらで申し込みをします。料金は50,000キープ(約360円)〜と安いですが、原則相乗りになっています。

ホテルの送迎も便利ですが価格が高いので、私のおすすめはLOCAです。

LOCAはラオス版Uber、Grabです。アプリをインストールして登録する必要がありますが、現金不要で移動でき、ルアンパバーン滞在中に使う機会も多いので、登録することをおすすめします。

LOCAの登録方法、使い方の詳細は下記をご参照ください。

出国の流れ

私たちはルアンパバーン国際空港に出発予定時間の2時間半前に到着しましたが、空港内は人はまばらで非常に空いていました。

発着している便数が少ないので、あまり混雑することはないのではないかと思います。

エアアジアは2時間半前にはチェックイン可能でした。特にすることもないので早々に出国し、制限エリアに移動しました。

出国時には入国時に受け取った出入国カードの右半分を提出する必要がありますので、日付の記入や署名をお忘れなく。

出発フロア

ショップは非制限エリアが飲食物を中心に扱っていたのに対し、制限エリアのショップは服や置物の品揃えが充実しています。

制限エリアのショップで、ナイトマーケットと同じTシャツが売っていましたが、ナイトマーケット2倍くらいの価格でした。

免税店も一つありますが、お酒とタバコが中心です。また、残念なことに半分くらいのショップが閉まっていました。

レストランはなく、カフェが一つだけ営業していました。プライオリティ・パスで利用できるラウンジもないので、時間を潰すのが大変です。

以前は、バンコク・エアウェイズのラウンジがプライオリティ・パスで利用できましたが、現在は営業していません。

空港の利用者が少なく出国には時間がかからない上、あまり早く空港に着いても時間を持て余す可能性があります。余裕を見ても出発時刻の2時間前に空港到着で問題ないと思います。

空港内に飲食店はカフェが2箇所あるだけですので、食事は市内で済ませることをおすすめします。

まとめ

ルアンパバーン国際空港は、非常にコンパクトな空港ですが、世界遺産の街の空の玄関口ということで、必要なサービスは全て揃っています。

ショップも数はあまり多くはありませんが、ルアンパバーンの名物はほぼ網羅されていますので、市内でお土産を買う時間がなくても、空港で購入可能です。

この記事が、ルアンパバーン国際空港の利用時に役立つガイドとなれば幸いです。

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