こんばんは。オヤジです。
前回の記事ではイスタンブール空港についてご紹介しましたが、今回はイスタンブール空港からイスタンブール市内への移動について触れたいと思います。
将来的にはイスタンブール空港に地下鉄などが乗り入れる予定になっていますが、現状はエアポートバスhavaistが一番のおすすめです。
イスタンブール空港から市内への交通手段
イスタンブール空港は昨年開港したばかりのためインフラが追いついておらず、2019年8月現在、交通手段はタクシーとバス、ホテルの送迎に限られます。
バスはエアポートバスであるhavaistと路線バスがありますが、旅行者であればhavaistを利用されることをおすすめします。
タクシーはホテルまで直接行けるなどメリットも多いですが、旧市街まで約200トルコリラ(約3,800円)ほどかかりますし、WEBではボッタクリ等の情報も見かけますので、havaistを利用する方が安心です。
havaistについて
havaistはイスタンブール空港から市内各所へ多くの路線があります。
路線はオフィシャルサイトで確認することができます。
とは言っても地名だけ見てもわからないと思いますので、オフィシャルサイトの「Stops(バス停)」のページから地図でご自身の目的地に近いバス停を探すのが良いと思います。
目的のバス停が決まりましたら、バス停の名前と「ist-●●」という路線番号を覚えておいてください。
時刻表を確認する場合は、「Timetables(時刻表)」のページに行き、fromで「İstanbul Havalimanı」を選び、toで先程調べたバス停を選び、「show」ボタンを押します。İstanbul Havalimanıはイスタンブール空港のトルコ語表記でいたるところで見かけますので、覚えておいてください。
時刻表だけではなく、到着までの見積もり時間、料金も表示されます。
路線にもよりますが、旧市街方面の場合、深夜の時間帯を除き30分に1本くらいのペースで運行されています。
旧市街のスルタンアフメットまでの所要時間と料金は100分で18トルコリラ(約340円)です。
havasit乗場
havasit乗場に行くためには、到着ロビーの非制限エリアに出ましたら、案内板の「Bus」を目印に右手の方向に進んでください。
そうとうな距離をまっすぐ進むと左折する案内板があります。
左に進むと、すぐ右手にhavasit乗場へ通じるエレベーターがありますので、ひとつ下のフロアに降りてください。
havaist乗場へのエレベーターは非常にわかりやすいデザインです。
下のフロアに降り、エレベーターから出るとそこがhavaist乗場です。横断歩道は渡らずに右に曲がってください。
havaistの乗り方
havaistに乗るためには、ICカードであるイスタンブールカードが必要です。現金等では乗車できませんので注意が必要です。
イスタンブールカードはhavaistに限らず、イスタンブールの公共交通機関に割引運賃で乗車できたり、公衆トイレで利用できたりと非常に便利で、イスタンブール観光に必須ですので迷わずに購入してください。
havaist乗場にはチケットカウンターと自動券売機がありますので、そちらでイスタンブールカードを購入することができます。
自動券売機はクレジットカードが使えず、現金のみの取扱になります。
チケットカウンターが非常に混んでいましたので、自動券売機でインタンブールカードの購入を試みましたが、機械の調子が悪く、結局チケットカウンターで10分ほど並び購入しました。
イスタンブールカードは、発行代金として6トルコリラ(約110円)かかります。この代金は日本のICカードなどと違いデポジットではありませんので、使用終了後も払い戻しはありません。その代わり、利用期限はありません。
イスタンブールカードにいくらチャージするかですが、旧市街までのhavaistの運賃が18トルコリラ(約330円)ですので、復路もHavaistを利用する場合は、40〜50トルコリラ(約730円〜920円)程度が適切だと思います。
私は50トルコリラ渡し、発行代金6リラを引かれ、44トルコリラチャージされた状態でイスタンブールカードを購入しました。
バスに乗る際には、荷物を預けると引換券がもらえます。意外としっかりしています。
荷物を預けた後は、前方の乗車口からバスに乗り、運転手の隣りにある機械にイスタンブールカードをタップします。
havaistの車内の様子
havaistは白地のボディに大きくhavaistというロゴが印刷されていますので、すぐに分かると思います。
車内はかなり綺麗です。エアコンも効いており快適です。
モニタやUSBの充電ポートもあり、すごいと思いましたが、ともに往復とも利用することはできませんでした…
利用しませんでしたが、バスのフロントガラスにWi-Fiのステッカーが貼っていましたので、車内でフリーWi-Fiが使えると思います。また、トイレは車内にはありません。
路線ごとに一律料金ですので、降車時には何もする必要はありません。
荷物の引換券を係員に渡し荷物を受け取れば完了です。
havaistのデメリット
havaistはイスタンブール市内までリーズナブルかつ安全に移動することができます。デメリットとしては最寄りのバス停からホテルまでの移動くらいでしょうか。
ただ、havaistのバス停の周りにはタクシーが必ず停まっていますのでタクシーを利用することができます。
また、近くに地下鉄やトラムの駅があるバス停も多いので、ホテルが地下鉄かトラムの駅に近い場合は、それらを利用することもできます。
まとめ
現在イスタンブール空港には鉄道が乗り入れていませんので、市内への移動はタクシーかバスになります。
エアポートバスhavaistは本数も多く、価格もリーズナブルですので一番のおすすめです。イスタンブールにご旅行の際には、ぜひhavaistをお試しください。
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