こんばんは。オヤジです。
イスタンブール空港は最近オープンしたばかりで、事前に調べてもあまり情報がありませんでした。
イスタンブール空港はトルコの空の玄関口であるだけではなく、ヨーロッパとアジアを結ぶハブ空港としても重要な地位を占めている空港ですので、今回の記事ではイスタンブール空港の入出国方法から施設までご紹介します。
イスタンブール空港について
イスタンブール空港は2018年10月29日にオープンしたばかりの世界有数の巨大空港です。現在でも拡張工事が続けられており、すべてが完成すると年間2億人が利用する世界最大の空港になる予定です。
イスタンブール空港開港後、しばらくの間はアタテュルク国際空港も使用されていましたが、2019年4月6日にアタテュルク国際空港の全ての旅客便運行を引き継ぎました。
アタテュルク国際空港と区別するため、イスタンブール新空港と表記されることもあります。
イスタンブール空港の構造
イスタンブール空港は非常に巨大ですが、ワンターミナル式のビルですので構造自体は非常にわかりやすいです。
下記の地図のように、空港中央部に横に細長いターミナルビルがあり、搭乗ゲートに続く通路が両サイドと真ん中から合計5箇所伸びているという構造になっています。
入国方法
到着しましたら、案内板の「Passport Control」を目印に進んでください。
青い背景に白抜きの文字がイミグレーションもしくは乗り換えの目印です。他の空港の表示と比較するとちょっと見づらいですね。
巨大な空港ですので、かなりの距離を歩きます。
私の場合は、到着ゲートから7分ほど歩き、エスカレーターで下のフロアに降りました。
下のフロアに降りると奥に多くの人が並んでいましたので、イミグレーションだと思いましたが、こちらは国際線の乗り継ぎカウンターです。
イミグレーションへは更に歩く必要があります。
やっとイミグレーションに到着しました。ターキッシュエアラインズのFast Trackの案内も見えます。
がしかし、こちらははトルコパスポート保持者用のイミグレーションで、外国パスポート保持者用は更に奥でした。
外国パスポート保持者用のイミグレーションには残念ながらファーストトラックはありません。
イミグレーションまでの所要時間は飛行機を降りてから約10分程ですが、はじめての空港のため非常に長く感じました。
入国審査自体は非常に簡単で、トルコは入国カードはありませんし、係員から質問されることもありませんでした。
入国審査を終えると、次は手荷物受取ですが、こちらが大変でした。
まず、荷物受け取り用のレーンが多いので、案内ボードで自分の乗っていた便のレーンを調べる必要があります。
便数が多い上に、英語とトルコ語が交互に表示されること、コードシェア便の場合はそれぞれの航空会社の便名が表示されるため、自分の便を見つけるのに時間がかかりました。
手荷物受取場はとてつもなく広いです。
手荷物受取りレーンも今までに見たことがないほど長かったです。
イスタンブール空港は全てが巨大です。
手荷物を受け取った後は、税関への申告がなければ出口からそのまま出てください。
出国方法
イスタンブール空港はワンターミナルの空港ですので、国際線と国内線が同じターミナルにあります。
入口が国際線と国内線で分かれており、Gate3〜7が国際専用の入口ですが、Gate5はVIP専用となっています。
バスやタクシーで空港に行った場合は、国際線の入口の近くに止まってくれます。
空港に入るには手荷物検査を受ける必要があります。
手荷物検査を受けた後は、自分の航空会社のチェックインカウンターを探します。ターキッシュエアラインズが中央を独占していますので、その他の航空会社のチェックインカウンターは空港の向かって左側、入口でいうと、Gate6,7のあたりにあります。
私はターキッシュエアラインズのビジネスクラスを利用したのですが、非常に立派なチェックインカウンターでしたので簡単にご紹介します。
カウンターというよりはサロンと呼んだ方がふさわしい作りです。内部はソファーがあったり、チョコレートが用意されていたりと、至れり尽せりです。
出国用のイミグレーションはトルコ人向けと外国人向けに分かれていません。また、優先レーンもあります。
優先レーンはターキッシュエアラインズ用と他社用で分かれています。
出国時の出国審査も簡単です。イミグレーションを通過すると、再度手荷物検査があります。
こちらはファーストトラックではなく一般向けの手荷物検査場ですが、比較的空いていました。
フリーWi-Fi
イスタンブール空港でもフリーWi-Fiを利用することができますが、登録が必要で、SMSでの認証が必要ですのでちょっと使いづらいですね。
アクセスポイントは「IGA_Guest」です。
利用できる時間が1時間しかありませんので注意が必要です。
海外でSMSを受け取れない等の理由で、登録できない場合は、スターバックスやその他の飲食店で独自のフリーWi-Fiを提供していますので、それらを使うのも手です。
イスタンブール空港アプリ
イスタンブール空港はアプリを発行しています。アプリがあると、空港のフリーWi-Fiも利用できますし、様々なサービスを確認することができます。
アプリの主なコンテンツ・機能は下記のとおりです。
- 空港情報(レストラン、ショップ含む)
- 公共交通機関の情報
- フライト情報(手荷物受取レーンの情報を含む)
- フリーWi-Fi
- ロストバゲージ
- イベント情報
- プレミアムサービスの購入
私はイスタンブール滞在中にこのアプリをダウンロードしましたが、アプリはSMSで認証する必要があるため、日本であらかじめアプリをダウンロードして、登録しておくことをおすすめします。
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SIMカード
イスタンブール空港にはローカルSIMカード売り場もあります。
到着ロビーの非制限エリアにでて右の方向に進むとSIMカードを売っているコーナーがあります。
私は最近はローカルSIMカードではなく、飛行機が到着してすぐに使えるので、世界中で使えるローミングカードであるAirSIMを利用しています。
両替・ATM
もちろんイスタンブール空港での両替は可能です。
到るところに「GLOBAL EXCHANGE」という両替所があります。私は海外キャッシング派ですので、細かく探したわけではありませんが、「GLOBAL EXCHANGE」以外の両替所を見つけることはできませんでした。ということは、レートも推して知るべし…ですね。
一方のATMも探すのに苦労しました。
非制限エリアにでて右手の方角に進むとバス乗場があるのですが、それまでの間にあるだろうと思っていましたが、ありませんでした。
ATMはバス乗場に向かうために下のフロアに降りるエレベーターの裏側にありました。
非常に探しづらい場所にあります。
イスタンブール空港の施設
イスタンブール空港はレストラン、ショップとも充実しています。
実はターキッシュエアラインズビジネスラウンジを楽しむためにショップ見学は最小限でしたが、かなり充実しています。
気をつけないといけない点は、全てのショップかどうかわかりませんが、価格がユーロ表記になっていることです。
最初はトルコリラだと思い、「安い」と衝動買いしそうになりましたが、よく見ると価格はユーロでした。
レストラン、ショップの詳細については上でご紹介していますアプリかイスタンブール空港のWEBサイトをご覧ください。
まとめ
いかがでしたか。
イスタンブール空港は新しい空港でまだ情報が多いとは言えません。私も全てを把握できているわけではありませんが、旅行者にとって必要な点はまとめられたと思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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