世界遺産とカルビの街 水原(スウォン)への行き方

リムジンバス 韓国
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11月の韓国旅行の最大の目的が世界遺産にも登録されている水原華城(スウォンファソン)への訪問でした。

往路は仁川国際空港から高速バスを利用して水原まで直接行き、復路は地下鉄でソウル市内まで戻ってきました。

今回の記事では仁川国際空港、ソウルから水原への行き方と、公共交通機関の乗り方、注意点についてご紹介します。

水原市について

水原市はソウルの南約35kmに位置する中核都市です。

ソウルからは1時間ほどでアクセス可能ですし、世界遺産に登録されている水原華城(スウォンファソン)のほか、水原カルビも有名ですので、ソウルに訪れたらぜひ足を伸ばしたいスポットです。

仁川国際空港から水原への行き方

仁川国際空港から直接水原まで行く場合はリムジンバスがおすすめです。

私も往路はリムジンバスを利用して仁川国際空港から直接水原駅まで行きましたが、非常に快適でした。

仁川国際空港でのリムジンバスのチケットの買い方や乗り方はソウル市内に行く際にも共通ですので、少し詳しくご紹介します。

ターミナル2からもリムジンバスに乗ることはできますが、以下は第1ターミナルの説明です。

リムジンバスのチケットの買い方

バスのチケット売場は、仁川国際空港の到着ロビーの外に出てすぐにあるバスのチケット売場か併設されている自動券売機で購入可能です。

仁川国際空港バスチケット売場

自動券売機を利用する場合、支払いはクレジットカードのみですが、券売機は日本語・英語対応ですので、簡単に購入することができます。

現金やT-moneyカードを使いたい場合や自動券売機での購入に不安が場合は、チケット売場で購入してください。注意点としては、英語が通じない事が多いので、目的地の韓国語の読み方を覚えておくか、ハングルでメモしておくと安心です。

水原に行く場合は、窓口で「水原駅(スウォンステーション)」と伝えると、一番早いリムジンバスの席を押さえてくれます。

リムジンバス乗場

仁川国際空港からは非常に多くのリムジンバスが運行されています。

仁川国際空港バス乗場

https://www.airport.kr/ap_lp/ja/tpt/pblctpt/busstoinft1/busstoinft1.do

上の地図のようにバスの乗場は行き先ごとに分かれています。

上のマップだと分かりづらいかもしれませんが、水原行きは8番から出ています。

仁川国際空港バスチケットチケットの左側の中央上部の4桁の番号はバスの路線番号です。水原行きは4100番線です。右側のPlatformのところに8A-3と書かれていますが、こちらが乗場になります。

仁川国際空港バスのりばチケットに表記されている乗場とは違う乗場ですが、上部の四角で囲っている部分が路線番号。下部の四角で囲っている部分がバス乗場の番号です。先頭の数字(この場合は8)が上のマップの数字と連動していますので、自動券売機でチケットを購入しても、乗場はすぐに見つけられると思います。

仁川国際空港から水原駅までの料金は10,500ウォン(約975円)です。私が利用した時は道が空いていることもあり、1時間ほどで水原駅に到着しましたが、道路状況によっては1時間半ほどかかることもあります。

車内の様子

リムジンバスという名前ですが、名前から受ける印象ほど豪華ではありません。お手洗いもありません。

リムジンバスただし、席の並びは2-1ですので、席自体はゆったりとしており快適です。

リムジンバス車内シートピッチも広く、フットレストも付いてます。

難点は英語のアナウンスが無いことです。私は乗車時に運転手に水原駅まで行くか敢えて確認しましたので、水原駅到着時に運転手がわざわざ教えてくれました。

ソウルから水原への行き方

ソウルからは韓国の新幹線 KTXか地下鉄1号線、もしくはバスで水原まで行くことが可能ですが、地下鉄かKTXがおすすめです。

所要時間は、KTXの場合は30〜40分、地下鉄は1時間、バスは1時間強ほどです。

料金はKTXが4,800ウォン(約450円)、地下鉄が1,850ウォン(約175円)でバスが2,100ウォン(約197円)ですので、料金面でもバスを利用する理由は特に無いですね。

KTXでも良かったのですが、何となく地下鉄を利用してみたかったので、地下鉄を利用しました。

地下鉄の乗り方

地下鉄乗場の入口には、駅名と電車のマークが記載された案内板がありますので、すぐに分かると思います。

ソウル地下鉄

地下鉄の切符は1回券もありますが、T-moneyカードを利用するのがおすすめです。

T-moneyカードに関しては、下記の記事をご参照ください。

韓国旅行に必須!T-moneyカードのご紹介
今回の韓国旅行ではT-moneyカードが大活躍をしました。T-moneyカードはSuicaやPasmoのようなICカードで、交通機関だけではなく、コンビニなどでも使える韓国旅行に必須アイテムです。今回はT-moneyカードの買い方から実際の使い方までまとめました。

ソウル地下鉄地下鉄の乗り方は基本的に日本と同様です。入場時と退場時に改札のセンサーにカード(切符)をタッチするだけでOKです。

今回はじめてソウルに行ったのですが、地下鉄の路線図を全く把握していなかった上に、路線が思った以上に複雑で水原からソウルまで戻ってくるのにちょっと苦労しました。

ソウル地下鉄路線図

赤丸の吹き出しがある部分がソウル駅です。

水原とソウルの位置関係が全くわからない上に、地下鉄1号線が途中で2方面に分かれるため、Google Mapで進行方向を確認しながら、車内の路線図とアナウンスを頼りにソウルまで戻ってきました。

ソウル地下鉄路線図こちらが車内の路線図です。英語とカタカナ表記があるのですが、文字が小さすぎてハングル以外は肉眼で識別することができませんでした。スマホで写真を撮り、拡大して地名を確認しました。

参考までに左側の赤い四角が水原で、右寄りの四角がソウル駅です。

韓国の地名は日本では漢字で表記されることが多いですがこれが曲者です。現地の案内板に漢字表記はありませんし、韓国語での発音が分からないと、カタカナや英語表記があっても理解できません。訪れる地名の韓国語読みは必ず事前に確認しておいてください。

まとめ

水原は仁川国際空港からもソウルからも公共交通機関を利用して1時間ほどで行くことができますので、ソウル訪問の際にはぜひ訪れていただきたいスポットです。

一般に韓国旅行は難易度が低いと言われていますが、ソウルから少し離れると少し事情が異なります。事前に行きたい場所の韓国語の発音を覚えておく、もしくはハングルをメモしておくことが快適に旅行するポイントとなります。

今回私はそれを怠ったため、想像以上に苦労することになりました。

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