こんばんは、オヤジです。
韓国で最も普及しているタクシー配車アプリである「カカオタクシー」の運営会社「カカオモビリティ」が外国人観光客向けに作成した「k.ride」を清州旅行で実際に利用しました
今回の記事ではk.rideの登録方法から実際の使用方法までを詳しくお伝えします。
カカオタクシー（Kakao T）とは？
韓国旅行ではタクシーは便利な移動手段ですが、韓国語が話せないと利用が難しいこともあります。そこで役立つのが、韓国で最も普及しているタクシー配車アプリ「カカオタクシー（Kakao T）」です。
カカオタクシーは、韓国のIT大手「カカオ」の子会社である「カカオモビリティ」が運営しており、韓国のタクシードライバーの80%以上が利用していると言われています。
カカオタクシーは、アプリ自体は日本語・英語・韓国語に対応していますが、目的地の入力をハングルで行う必要があったり、外国発行のクレジットカードが利用できないなど、使い勝手の点で今ひとつです。
また、カカオタクシーの利用にはカカオトークのアカウントが必要になります。
外国人観光客向けタクシー配車アプリ「k.ride」
2024年6月にカカオモビリティは、カカオタクシーの不便な点を全て解消した外国人観光客専用の配車アプリ「k.ride」をリリースしました。
k.rideのメリット
k.rideは、多言語対応タクシー配車アプリとして、日本人の韓国旅行にとって必須アプリとなりました。k.rideの主なメリットを紹介します。
- 多言語対応：日本語の他、英語、中国語の簡体字と繁体字にも対応。日本語で目的地の検索も可能
- WhatsApp対応：電話番号認証にWhatsAppも利用可能
- カカオトークアカウント不要
- Google等との連携可能
- 海外発行クレジットカード対応：事前にクレジットカードを登録すると、アプリで自動的に決済されるため、現金のやり取りが不要
- 自動翻訳機能：アプリ搭載の自動翻訳機能により、タクシー運転手とのチャットが日本語を含む約100の言語で可能
- おおよその代金表示：タクシー手配前に目的地までの料金が表示されるため、タクシー詐欺を回避
k.rideを利用することで、言語の壁を越え、より便利で快適な韓国旅行が実現できます。
k.rideの登録方法
k.rideの登録方法を、画像付きで解説します。画像の言語は英語になっていますが、日本語にも対応しています。
- アプリをダウンロード：App StoreまたはGoogle Playで「k.ride」を検索し、ダウンロード。
- 登録を進める：「Get Started」をタップし、登録を進めます。
- 利用規約に同意：「Agree All」横のボックスをチェックし、「Continue」をタップします。
- 電話番号の登録：電話番号を登録します。認証コードの送信方法はSMSかWhatsAppを選択
- 認証コードの入力：SMSもしくはWhatsAppに届いた認証コードを入力します（画像なし）。
- アカウント接続：Googleもしくは、Appleかメールを選びます。画像はGoogleを選択した流れになっていますが、メールを選択した場合は、メールアドレスを入力し、そのアドレスに届いた認証コードを入力します。
- プロフィール設定：名前と国籍を入力。「Continue」をタップします。
- クレジットカード登録：クレジットカードの登録を促すページ（写真なし）が表示されますので、「登録」をタップし、次の画面でカード情報を入力します。画像ではキーボードで隠れていますが、メールアドレスを入力し、ページ下部の「次へ」をタップします。
海外発行（韓国以外）のクレジットカードが登録可能です。 - 認証：一旦100ウォンを請求するという内容が表示されます。文章の横のチェックを入れ、一番下の青い箇所「PayKRW100」をタップします。認証中の画面になるので認証が終わるまで待ちます。
100ウォンはすぐに返金されます。 - SMSの認証：登録されている電話番号に届く認証コードを入力し「Confirm」をタップします（画像なし）。
- 登録完了：コードが認証されると支払い完了の画面になり「Confirm」をタップ。これで登録完了です。
k.rideの利用方法
- 韓国国内でアプリを起動：韓国国外ではアプリは起動できません。
- 目的地入力：目的地を検索し、「Set as destination」をタップ
- 車種を選択：配車できる車種と目安の料金が表示されます。料金は車種、車の大きさによって異なります。希望の車種を選択します（写真なし）。
- 到着時間と車番を確認：到着時間とナンバーが表示されます。ドライバーとのチャットも可能です。
タクシー到着後の流れです。
- 乗車：目の前にタクシーが停車したら、ナンバーを確認してから乗車します。日本のタクシーとは異なり、ドアは自動で開かないので注意しましょう。
- 目的地まで移動：アプリの画面で目的地までの時間を確認できます。渋滞などがある時は乗車中でも時間は変更されます。
- 到着・支払い：目的地に到着すると画面が表示され終了。支払いはアプリに登録しているクレジットカードで自動引き落としのため、目的地に着いたら降りるだけです。
- 評価：評価画面が表示されますので、評価やコメントを残すことができます。
走行中はリアルタイムで現在地が地図上に表示されます。
また、「SOS」メニューもありますので、安心して乗車することができます。
清州ではk.ride（カカオタクシー）のほか、Uberも利用することができますが、Uberは2度配車を試みましたが、2度ともマッチングしませんでした。
k.rideの注意点
k.rideを利用する際の注意点をまとめました。
- 韓国国外ではアプリは起動できません。
- 決済時に、乗車料金とは別に保証金のようなものが一旦請求されますが、すぐに返金されますのでご安心ください。
- アカウント認証はWhatsAppでも可能ですので、韓国で行っても問題ありませんが、クレジットカードの確認時にSMS認証が必要ですので、アカウントの登録からクレジットカードの登録までは、念の為日本で行うことをおすすめします。
- 目的地を日本語で入力することもできますが、まれに検索できない場合があります。その場合は、Google等でハングル名を確認し、ハングルで入力してください。
まとめ
k.rideは、韓国旅行をより便利で快適にするタクシー配車アプリです。
日本語対応、多言語対応、自動翻訳機能、海外発行クレジットカード対応など、カカオタクシーで不便に感じていた部分を全て解消しており、外国人観光客にとって多くのメリットがあります。
韓国旅行の際には、ぜひk.rideを活用して、ストレスフリーな旅を楽しんでください。
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