世界の床屋から〜北京編〜

北京の床屋 中国
記事内に広告が含まれています。

こんばんは、海外で髪を切るときの値段の安さ、そしてそのスリルにはまってしまったムスコです。

今回は恒例、海外に行ったらまず床屋に行ってみようシリーズ第三弾です!今回の床屋の舞台となったのは北京。

大学では中国語を受講しており、また先生がちょうど中国人ということもあって、北京で髪を切る予定ですということを出発前に言ったところ、刈り上げられて中国人にされるからやめておきなさいと言われました。

そう言われれば言われるほど切りたくなってしまうのが男の性(さが)というものなのでしょうか。正直に言って楽しみで仕方がありませんでした。

舞台は北京に移ります。

私が北京に到着したのは午前6時で宿に着いたのが9時過ぎでした。午後に故宮博物院のチケットを予約していたのですが、午前中は特に予定のない状態。市内を簡単に観光しても良かったのですが、髪を切ろうと決断しました。

今回私が探していた床屋は

  • 安い
  • ほとんど客が入っていない
  • ちょっとマイナーな感じ

というようにひっそりと佇んでいる、地元の人にもあまり知られていないような床屋で髪をきろうと意気込んでいました。

そのため路地裏みたいな狭い道で床屋を探そうと思っていました。宿に荷物を置いていざ床屋探しの旅へ出発!!2〜3分くらい経った頃、いきなり素晴らしい床屋を見つけてしまいました。

そうなんです。私は胡同(フートン)という、北京の伝統的家屋の密集地にある宿に泊まっていたのですが、ここは想像以上に細い路地裏で車の通りもほとんどありません。

北京 胡同

まさに床屋を探すにはとっておきの場所で、だからこそすぐに床屋が見つかったのです。とはいえまさか数分で目的地にたどり着くことができるとは思いにもよりませんでしたが・・・。

さて意を決したムスコは床屋に入ってマスターに髪を切りたいという旨を伝えます。英語が通じるとは思っていなかったのでもちろん中国語で。

ムスコは1年半中国語を勉強しており、さらに最近自身の成長を感じられるようになっていたので自信を持って「请剪我的头发(私の髪を切ってください)」と言ったのですが(合っているか分かりません)、ある意味予想通りなのでしょうか、見事に失敗。

大人しくジェスチャーでやりとりをしました・・・。

さて、今回髪を切ってくれたマスターは・・・30台半ばの女性の方でした!残念ながら写真を撮っていいか聞いた(ジェスチャーした)のですが、NO!ときっぱり断られたため写真はなしです。

床屋の中はパーマをかけている女性の方が一人いましたが、それ以外に客は居なかったのですぐに席につくように言われました。

床屋の内部と髪を切る前の自分の写真です。

北京 床屋

床屋は別に普通なんですが・・・ムスコの髪型と顔がやばいです(笑)。この時の髪型は以前紹介したホーチミンの床屋で髪を切って以来髪を切っていなかったのもあってちょっと酷い髪型です。

まあ3ヶ月以上髪の毛を切っていなかったらこうなっても仕方がありませんよね。

話が少しそれてしまったので元に戻します。席に座ったムスコは中国語が通じないという教訓からGoogle翻訳で出てきた「推荐发型(オススメの髪型で)」という文字を見せてカットが始まりました。

カットに関してはかなり手際良く進められました。ハサミで前髪や後ろ髪を少々切られた後バリカンが登場して一気に攻めます。それが終わったらまたハサミで最終調整。そして結構硬いスポンジで顔についた髪の毛をゴシゴシと落として(めちゃくちゃ痛かったです)完成!

本当に5分くらいでカットが終わってしまいました。

髪を切り終わると頭を洗ってくれるそうで(「洗头(頭洗うよ)」という言葉が聞き取れたんです!!)洗面台に向かいました。

北京 床屋

これまた拍子抜けな普通の洗面台。座り心地も悪くありませんでした。

肝心のシャンプーはというと20秒で終わってしまいました。内訳をいうと、頭に5秒ほど水をかける。シャンプーを出してムスコの頭を洗うのに5秒(どちらかというとシャンプーのついた手で頭を触られただけ)。そして流し終えるのに10秒。

顔に水がピチャピチャ飛んで、冷たい!冷たい!と思っていたらいつの間にかシャンプーが終わっていました。

そしてドライヤーで髪の毛を乾かしたら全て完了。

お代として30元(約450円)払って北京の床屋から!は終了しました。全やりとりも含めて髪を切るのに掛かった時間はたったの10分。

早い!安い!それが北京の床屋の特徴です!(←嘘です)

完成した髪型はこちら!

北京の床屋で髪の毛を切った結果!

今回はほとんど自撮りをしなかったため見切れているこの写真しかありません・・・。見切れてて申し訳ないです。でも万里の長城を写したかったんです!!どうかご容赦を!!ていうか万里の長城すごいですね・・・。

写真があまりはっきりしていないのでムスコの自己評価を。個人的にはかなりしっかりした髪型にしてもらって逆に拍子抜けでした。北京はカリアゲ君になれるって聞いていたのに・・・。

このことを中国語の先生に話したら大衆床屋みたいなところで切らなかった結果だねと言われました。なるほど、逆に中国ではこういう髪型は珍しいのか・・・。真偽はわかりませんけどね(笑)。

今回はこんな髪型だったのと北京滞在が短かったせいでほとんど中国人に間違えられることはありませんでした。ただこの髪型は眼鏡と相性が良すぎて眼鏡をかけている時はよく現地のチラシを配っている人や勧誘している人に声を何回かかけられましたね。

だいたい、

中国人:「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

ムスコ:「我是日本人、我听不懂・・・。(私は日本人なので理解できません・・・)」

と言って逃れていましたね。ていうか勢いが向こうの人は凄いんですよ。本当に圧倒されました。

北京の床屋からは以上になります。次の世界の床屋からは恐らく「モロッコ」からになると思いますのでご期待をください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました