チャンギ国際空港 ジュエルでのアーリーチェックイン完全ガイド – ストレスフリーでシンガポールから出国する方法

アーリーチェックイン シンガポール
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こんばんは、オヤジです。

シンガポール・チャンギ国際空港の玄関口として知られる「ジュエル」では、一部航空会社のアーリーチェックインサービスを提供しています。2024年7月のシンガポール旅行でこのサービスを利用しましたので、本記事ではジュエルでのアーリーチェックインについて、詳しく解説していきます。

アーリーチェックインサービスの特徴

ジュエルでのアーリーチェックインは、フライト出発の最大24時間前から手続きが可能な、旅行者に非常に便利なサービスです。通常、空港での出発手続きは出発の3時間前からですが、このサービスを利用することで、より早い段階で手続きを済ませることができます。

特筆すべき点は、手続きがジュエル内の専用カウンター(アーリーチェックインラウンジ)で完結することです。これにより、チェックインカウンターでの混雑を避けることができ、預け入れ荷物も早めに預けることができます。

チェックイン後は、手荷物から解放され、より快適に出発までの時間を過ごすことができます。

アーリーチェックインラウンジのロケーション

アーリーチェックインラウンジはジュエルの1階にあります。第1ターミナル方面からジュエルに入った場合、左手すぐの場所に位置しています。

ジュエル1階マップ

営業時間は、毎日8:00AM〜11:59PMまでです。

対象航空会社と利用可能時間

ジュエルでのアーリーチェックインが可能な航空会社は下記のとおりです。

航空会社チェックイン可能時間備考
AirAsia出発24~3時間前
Singapore Airlines24~3時間前アメリカ合衆国発着便を除く
Turkish Airlines出発24~3時間前(14:00~20:30)TK55、TK169便のみ対象
Scoot出発18~3時間前ジェッダ発着便を除く
Japan Airlines出発12~3時間前
Jetstar出発12~3時間前
Cathay Pacific出発12~3時間前(10:00~22:00)
Air France同日、出発の3時間以上前(12:00~22:00)
Air India同日、出発の3時間以上前(12:00~16:00)
Emirates同日、出発の3時間以上前(12:00~22:00)EK353便(STD 0030H)は前日チェックイン可
Fiji Airways同日、出発の3時間以上前(木曜 08:00~10:30、土曜 12:00~18:00)
Finnair同日、出発の3時間以上前(12:00~18:30)
Juneyao Air同日、出発の3時間以上前(09:30~12:15、16:15~19:15)
KLM同日、出発の3時間以上前(12:00~22:00)KL836便(STD 0140H)は前日チェックイン可
Malaysia Airlines同日、出発の3時間以上前
Philippine Airlines同日、出発の3時間以上前(08:00~21:30)PR510便(STD 0020H)は前日チェックイン可
Qantas同日、出発の3時間以上前(08:00~15:30)
Qatar Airways同日、出発の3時間以上前(12:00~22:00)
Thai Airways同日、出発の3時間以上前(08:00~18:00)
*黄色でマークしている航空会社はシンガポール-日本間の直通便を運行しています。

残念ながらANAは2024年3月から対象外になっています。

アーリーチェックインの対象航空会社は定期的に変更される可能性がありますので、最新情報はチャンギ国際空港のオフィシャルサイトでご確認ください。

チェックインの手続き方法

アーリーチェックインラウンジに到着しましたら、ご利用の航空会社のチェックイン受付時間かどうかを今一度、確認してください。

航空会社によりカウンターのみの対応、自動チェックイン機のみの対応と別れます。日本に直行便がある航空会社は自動チェックイン機での受付になります。

アーリーチェックインラウンジは手前にセルフチェックイン機、奥にチェックインカウンターとセルフバッゲージドロップコーナーがあります。

アーリーチェックインの手順は下記のとおりです。

アーリーチェックインの手順
  • STEP1
    自動チェックイン機でチェックインし、搭乗券と預け入れ荷物のタグを印刷する
  • STEP2
    預け入れ荷物をセルフバッゲージドロップで預ける

私が利用した航空会社はスクートですので、スクートを例に取り、実際のアーリーチェックインの流れを解説します。航空会社により、表示される内容が異なるかもしれませんが、流れは同様です。

自動チェックイン機でのチェックイン

自動チェックイン機を利用したチェックインは非常にシンプルで簡単です。

私は言語を英語のまま操作しましたが、日本語も対応しています。

アーリーチェックイン機
  1. 事前準備としてパスポートを用意する
  2. 自動チェックイン機で搭乗する航空会社を選択する
  3. 「自動チェックインは搭乗便の出発予定時間の3時間前まで利用できる」という趣旨のメッセージが出るので、"OK"をタップ
  4. 次の画面で言語を選択し、「パスポートをスキャン」をタップ
  5. メセージが表示されるので"Continue"をタップ
  6. パスポートを読み取る
  1. フライト情報が表示されるので、確認し"Conitune"をタップ(私の場合、すでにモバイルチェックインをしていましたので、"You have already Cheked-in!"というコメントが出ましたが普通はでません)
  2. 預け入れ荷物がない場合は"PRINT BOADING PASS ONLY"を、ある場合は"PRINT BOADING PASS AND BAG TAGS"をタップする
  3. 右の画面が表示されるのでしばらく待つ
  1. 預け入れ荷物の数を選択し、"Continue"をタップする
  2. 「危険物が預け入れ荷物に入っていないか」という画面が表示されるので、画面に表示される危険物が入っていないことを確認し"NO"をタップする
  1. 搭乗券が印刷される
  2. 預け入れ荷物のタグが印刷される

セルフバッゲージドロップ

搭乗券と預け入れ荷物のタグが印刷されましたら、セルフバッゲージドロップに移動します。

セルフバッゲージドロップ

セルフバッゲージドロップのカウンターは航空会社により別れています。

セルフバッゲージドロップに向かう前に、預け入れ荷物にタグを貼ったほうがスムーズです。その際に、ご自身の控えを取り忘れないようにご注意ください。

以下、セルフバッゲージドロップでの手順です。

  1. 預け入れ荷物をレーンに置く
  2. 航空会社を選択する
  3. 手荷物に禁止されている携行品がないか確認の画面が出るので、「確認する」をタップ
  4. 航空券のバーコードを読み取る(右の画像の赤枠の「航空券」部分)
  5. パスポートを読み取る(右の画像の赤枠の「パスポート」部分)
  1. 確認画面が表示されるので、問題がなければ「確認する」をタップ

アーリーチェックインのメリット

アーリーチェックインには多くのメリットがあります。

  • チェックインカウンターでの混雑を避けられます。
  • 荷物を預けて身軽にジュエルや近場の観光を楽しめます。
  • 早めに制限エリアに行くことができます。ラウンジを利用する場合や免税ショッピングをする場合には、メリット大です。

注意すべきポイント

一方、アーリーチェックインにはいくつか注意すべきポイントがあります。

  • 受付開始は航空会社によって異なりますが、受付終了はすべての航空会社で出発予定時刻の3時間前ですので、3時間前までにはアーリーチェックインを完了させる必要があります
  • 預け入れ荷物として禁止されているものが入っていないか、重量がオーバーしていないか事前に確認をしてください。
  • アーリーチェックインラウンジの営業時間は午前9時から深夜12時までで、24時間営業ではありません。

まとめ

ジュエルでのアーリーチェックインサービスは、ストレスリーでシンガポールから快適に出国するために非常に便利な選択肢です。

事前の手続きにより、チェックインカウンターでの混雑を避け、時間に余裕を持って行動できます。

サービスは追加料金なしで利用できるため、アーリーチェックイン対象の航空会社をご利用の際は、ぜひサービスの利用を検討してみてください。ストレスフリーな出国が実現できるはずです。

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