こんばんは。ムスコです。
バンコクの主要空港といえば、スワナンプーム国際空港とドンムアン空港があります。スワナンプーム国際空港は鉄道を利用して容易にバンコク市内に行くことができますが、ドンムアン空港は鉄道の利用は非現実的です。
そこで本日は、ドンムアン空港のガイドから、空港→バンコク市内への行き方を紹介したいと思います。
*2019年6月8日オヤジが追記しました。
ドンムアン空港について
ドンムアン空港はかつてバンコク国際空港という呼称で稼働していた空港でしたが、スワナンプーム国際空港開港後は、閉鎖することになりました。
しかし、その後ドンムアン空港は稼働を再開し、現在では主にLCC系の飛行機を中心に使用されています。
第1ターミナル(国際線)、第2ターミナル(国内線)について
ドンムアン空港は非常に狭い空港であるため、国際線と国内線を間違うことがあっても、徒歩で反対側のターミナルに行くことができます。
国際線を就航している航空会社は、タイ・エアアジア、タイライオンエア、ノックスクートなど13の航空会社があります。
一方、国内線は、タイ・エアアジア、ノックエア、タイライオンエア など5つの航空会社が就航しています。こちらは主にチェンマイ、チェンライなどタイ北部に行きたい方に多く利用されています。
ドンムアン空港の構造は非常に単純であり、航空会社の仕分けもわかりやすいので、初めて利用する方も容易にチェックインできると思います。
ドンムアン空港での入国
ドンムアン空港のイミグレーションは非常に混むことがあるという噂をよく聞きますが、ムスコが実際に利用した際にはおおよそ30分くらいかかりました。
中国人専用のイミグレーションカウンターがあったため、以前のことはよくわかりませんが、混雑が改善されたように思われます。
日本人はFOREIGN PASSPORTの列に並んでください。
注意して欲しいことは、イミグレーションでは写真撮影をしないことです。私の隣にいた人が、イミグレーションの様子を撮影していたところ、恐ろしい剣幕をした係員にスマホを没収されていました。
ちなみに到着ゲートからイミグレーションの行き方は特に難しいことはなく、「Arrivals」と書かれた看板に沿って歩くと到着します。
こちらはその道中の様子となります。
イミグレーションに到着しますと、以下のような過程で入国審査が行われます。
- パスポートと入国カードを渡す
- 顔の写真を撮影する
- パスポートにスタンプを押してもらう
※入国カードは機内で配布されますので、あらかじめ記入しておくとスムーズに入国審査場を抜けることができます。
出国の説明でも触れますが、入国カードとセットになっている出国カードは出国時に必要ですのでなくさないように保管してください。
以上のように、何か質問をされることはありません。怪しいことがなければ、すぐに入国審査は終わるでしょう。
ドンムアン空港での両替
タイバーツへの両替は日本よりもタイで行うほうがお得です。
ドンムアン空港でも両替は可能です。非制限エリアにも制限エリアにも両替所とATMはありますが、手荷物を預けている場合は、荷物が出てくるのを待っている間に両替をするのがおすすめです。
イミグレーションを通過してエレベーターか階段を降りると手荷物受取場があります。
フロアの右手方向に両替所、左手方向にはATMが集中しています。
オヤジはATM派ですので、ドンムアン空港での両替レートは分かりませんが、空港はあまり良くないのが普通です。両替派の方は最小限の両替のみ空港で行うのが良いと思います。
参考までに市内での両替は「SUPRERICH THAILAND」がレートが良くおすすめです。SUPERRICHE THAILANDは市内のモールなどに窓口があります。詳細は公式サイトをご覧ください。
ドンムアン空港からの出国
ドンムアン空港での出国は非常に混雑しますので、なるべく早めに空港に到着するようにしてください。
写真中央やや右上の黄色いサインがイミグレーションへの入口です。入口を入りイミグレーションまでも何重もの列ができていました。
オヤジが利用した時はチェックイン完了から手荷物検査終了まで約1時間かかりました。
実際の出国審査は至ってシンプルで、パスポートと航空券、それから出国カードを係員に渡してください。
出国カードは入国カードの半券で、入国時に戻されますので、絶対に無くさないようにしてください。また、必要事項を忘れずに記入してください。オヤジが利用した時は10人に1人くらいが未記入で出国審査を拒否されていました。
出国審査が完了しましたら手荷物検査を受け、手荷物検査場を抜けると出発ロビーです。
ドンムアン空港から市内への行き方
ドンムアン空港からバンコク市内への行き方はいくつかありますので、紹介したいと思います。
エアポートバス
ドンムアン空港から市内へ行く際に最も使われる手段はエアポートバスとなります。
エアポートバスは格安である上に、いろいろな場所に運行しているからです。
以下はエアポートバスの目的地となります。
出発地 | 目的地 | 運賃 | |
A1 | ドンムアン空港 | チャトゥチャック駅&モーチット北バスターミナル | THB30 |
A2 | ドンムアン空港 | ヴィクトリー・モニュメント駅 | THB30 |
A3 | ドンムアン空港 | セントラルワールド&ルンピニー公園 | THB50 |
A4 | ドンムアン空港 | 王宮前広場 | THB50 |
エアポートバス乗り場は6番出口になります。
チケットは事前に購入する必要はなく、目的地のバスが到着したら乗り込み、そこで車掌さんが巡回しているのでそこでチケットを購入します。
注意して欲しいのは、自分の目的地に行くバスがきたからといって必ずしもそこに行くとは限らないことです。実際にムスコは、北バスターミナルに行きたかったため、A1バスに乗り込みましたが、車掌に「そこには行かない」と言われることが2度続きました。
エアポートバスに乗る際には必ず車掌に目的地に行くか確認をとりましょう。
エアポートバスからBTSへの乗り継ぎ
オヤジはエアポートバスでBTSモーチットまで行き、そこからBTS(スカイトレイン)を利用しました。バスはムスコが利用したものと同じA1バスです。
エアポートバスを利用してBTSの駅に行く場合、モーチットのほかビクトリーモニュメントにも行くことができますが、モーチット行きが5分毎に便があるのに対し、ビクトリーモニュメント行きは30分毎になります。
タイ語ができないとエアポートバスは降りる場所が分かりづらいのですが、モーチットではかなり多くの人が降りますので、それが目安になります。
心配でしたら近くの人に「BTS Station?」と聞いてください。日本式の発音のモーチットでは通じないことがあるのと終点のモーチット北バスターミナルと間違えられる可能性があるので、BTS Stationと聞いたほうが確実です。
モーチットのバス停からBTSの駅まではすぐで進行方向を直進するとすぐに階段があります。
荷物が多い時はこの階段はスルーししばらく直進してください。先にエレベーターがありますので、そちらを利用してください。
余談ですがBTSの改札はすぐに閉じられますので、カードをタッチ(もしくは挿入)したら速やかにゲートを抜けてください。オヤジは2度ほど抜けることができず、係員さんに事情を説明したうえで通してもらった経験があります。
タクシー
タクシーはメーターではなく事前交渉になることが多いそうです。
おおよその相場はTHB300~500だそうです。高速代込みでこの値段なので、大きな荷物を持っている方、家族連れの方はタクシーの利用を考えてもいいかもしれません。
ただし、バンコクのタクシーは観光客に対してはかなり吹っかけてくるため、粘り強く交渉しましょう。
鉄道
ドンムアン駅から地下鉄駅フアランポーン駅へと向かう国鉄があります。
しかし、ドンムアン空港からドンムアン駅への行き方は非常にわかりにくい上に本数もあまり多くないのであまり実用的だとは言えません。
ローカルバス
ローカルバスは正直お勧めできません。
値段はほとんどエアポートバスとは変わりませんし、ローカルバスはいきなり大荷物を持ってる外国人には難易度が高いと言えます。
よって、バンコクに何度も来ており、自分の目的地により近づきたい人を除いてローカルバスを使うことはお勧めできません。
フードコート
ドンムアン空港の4階にフードコートがあります。
このフードコートは、空港にも関わらず非常に良心的な値段で料理を提供しています。
しかし、注意して欲しいことがあります。現金では料理を購入できないということです。つまり、支払方法がプリペイド式なのです。
よって、フードコートに着いたら最初に専用のカウンターで専用のカードに交換しなければなりません。
THB100からこのカードと交換できますが、使いきれなくてもカウンターに持っていけば現金と交換してもらえるので余裕を持ってTHB200ほどで交換することをお勧めします。
ちなみにムスコはオムライス+激辛スープ(正式名称がわからないです・・・)をTHB85で注文しました。
味も値段も非常に満足のいくものでありますので、バンコク最後(または最初)の食事はこのフードコートでとってはどうでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
近年ではLCC利用者が増えて来ている上に、タイライオンエアも各地で就航し始めているため、さらにドンムアン空港の利用者は増えていくと思われます。
初めての方は市内への行き方が意外とわからないと思いますので、この記事が参考になれば幸いです。
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