【中国南方航空】想像以上に快適!東京〜広州エコノミークラス搭乗記

中国南方航空 搭乗記
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こんばんは、ムスコです。

先日中国南方航空に乗ってウィーンまで行ってきました。この路線では東京〜広州と広州〜ウィーンの2つの路線を合わせたものですが、短距離路線と長距離路線ということもあって内容が少々異なります。

そこで今回に関しては2つの路線に分けて紹介します。本日は短距離路線である東京〜広州区間のについてご紹介させていただきます。

中国南方航空について

中国南方航空は中国三大航空会社(中国南方航空・中国東方航空・中国国際航空)の一つで、その中でも最大の規模を誇る航空会社です。

広州を拠点とする航空会社で、広州白雲空港の第2ターミナルは中国南方航空専用のターミナルとなるほど広州では影響力があります。

上記の通り、広州白雲空港は中国南方航空のハブ空港となっていますが、そのほかに北京首都国際空港、鄭州新鄭国際空港もハブ空港としています。

また、2019年ワールド・ベストエアラインでは14位にランキングしており、スカイトラックスの格付けでは4スターに認定されています。

2015年当時のランキングでは36位だったことを考えると、近年世界から認められ始められていることが伺えます。

中国南方航空の口コミはかなり低評価ばかりで、それこそ乗るのを躊躇わせてまうほど酷評が書かれています。しかしその大半は中国南方航空のサービスがまだあまり良くなかった時期のもの、もしくは中華系の航空会社という偏見によるものです。実際には格付け通りかなりしっかりした航空会社なのでその点に関してはご安心ください。

マイレージについて

中国南方航空は以前にはスカイチームに所属していましたが、2019年1月1日にスカイチーム脱退を発表。2019年12月31日まではスカイチームの特典を利用することができましたが、現在ではそれも不可能です。

中国南方航空が現在利用しているマイレージクラブは南航明珠俱楽部(Sky Pearl Club)という中国南方航空独自のマイレージクラブです。

提携航空会社についてはスカイチーム脱退直後ということもあり詳しい情報がありません。情報がわかり次第更新させていただきます。

積算率については中国南方航空のホームページを参照ください。

China Southern Airlines - Sky Pearl Club
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羽田空港でのチェックイン

羽田空港での中国南方航空のチェックインカウンターは国際線ターミナルのHカウンターです。

出発が15時5分に出発ということでほぼ3時間前の12時20分にチェックインカウンターに行きましたが、まだチェックインカウンターは開いていませんでした。一方ですでに大勢の人たちがチェックインを待っていました。

中国南方航空 羽田空港 チェックインカウンター

出発の3時間前にも関わらずおよそ50人近くの人が私の前に並んでいたと思われます。チェックインを終えるのにおよそ1時間程度時間を要しました。

チェックインカウンターのスタッフは日本人で非常に親切でした。クリスマスイブの1日前ということもありチェックインカウンターでは飴を配っていました!

中国南方航空 サービス

ちなみに小さな子たちにはお菓子袋を。見ていてとてもほっこりしました。これが羽田空港のサービスなのか中国南方航空のサービスなのかわかりませんがとても好印象でした。

話は戻って、中国南方航空には優先搭乗を除いて「グループ受付」「エコノミークラス受付」「受託手荷物のドロップオフ」の3つの窓口があります。

グループ受付というのはというのはとても中国らしいですね。ツアーで来た人々を対応する窓口です。

次のエコノミークラス受付は私が利用した窓口であり、ほとんどの人が利用する窓口です。

最後の受託手荷物のドロップオフは、オンラインチェックインをした人が荷物を預けるための窓口です。エコノミークラスの窓口が非常に混雑しているため、オンラインチェクインをして荷物だけこの窓口で預けるのが一番効率の良い方法かもしれません

機内設備とアメニティ

羽田発の機材と広州発の機材は異なりますが、設備についてはほとんど同じであるためまとめて紹介させていただきます。

まずは羽田発の機材から。

出発地 羽田
フライトナンバー CZ386
使用機材 Boeing777-300ER(77)
座席配置 3-3-3
シートピッチ 約80cm
シート幅 約43cm
レッグレスト なし
フットレスト あり
モニターサイズ 10インチ
機内エンターテイメント 普通・日本語あり(中華系のものが多い)
読書灯 あり
電源 なし
ヘッドホン あり
USBポート あり
機内Wi-Fi あり(有償かどうか不明)
ブランケット あり(使いたい場合は客室乗務員へ)
スリッパ なし
その他アメニティ なし

次に広州発の機材について。

出発地 広州
フライトナンバー CZ3085
使用機材 Boeing787-9 Dreamliner
座席配置 3-3-3
シートピッチ 約81cm
シート幅 約43cm
レッグレスト なし
フットレスト あり
モニターサイズ 10インチ
機内エンターテイメント 普通・日本語あり(中華系のものが多い)
読書灯 あり
電源 あり(足元に設備)
ヘッドホン あり
USBポート あり
機内Wi-Fi あり(有償かどうか不明)
ブランケット あり(使いたい場合は客室乗務員へ)
スリッパ なし
その他アメニティ なし

座席の配置は3-3-3です。とてもゆったりとしていて快適でした。

次に機内の様子について。

中国南方航空 機内

最新の機材なのでしょう。とても綺麗で快適なシートでした。特にヘッドレストが柔らかくてとてもよかったです。

中国南方航空

シートピッチが広いということもあって、足元に関してもこれだけゆったりとしています。

中国南方航空 モニター&ヘッドホン

モニターも最新なのでしょう。とても反応が良く、さらに他の機材に比べるとサイズも大きいです。

またモニターにはイヤホンではなくヘッドホンがついて来ました。通常フライトでついてくるイヤホンは安物が多く、耳が痛くなることが多いのでヘッドホンで助かりました。もちろん自前のイヤホンを使うこともできます。

中国南方航空 フットレスト

さらに驚いたことはフットレストがついていたことです。今まで搭乗した飛行機の中にフットレストがついている機材に出会ったことがなかったので衝撃でした。

フットレストは東京〜広州区間の機材のみならず、広州〜ウィーン区間の機材にもついていたので全ての機材に完備されているのかもしれませんね。

中国南方航空 機内の様子

最後に機内の様子について。年末年始のフライトということもあるのでしょうか、空席も目立つフライトてでした。

写真の通り機内は往路も復路も終始とても落ち着いており、とても快適なフライトでした。

中国南方航空といえば、中国人がうるさい、CAのサービスが悪い、遅延が多い、機内が汚い、などという悪い噂を口コミでよく見かけますが、上記の通りそんなことは全くありませんでした。先ほども書きましたが、このような書き込みは一昔前のものか中国に偏見を持っている人のコメントにすぎません。以前は口コミ通り酷かったのかもしれませんが、現在はサービスはとても向上しており、とても心地の良いフライトでした。

サービス

往路に関しては日本人のCAもおり、日本語によるアナウンスもありました。ほとんどのCAは中国人の方ですが、全員英語が話すことができるので問題ありません。

一方復路に関しては日本人のCAは乗っておらず、日本語によるアナウンスもありませんでした。ただ往路と同様に中国人CAと言っても英語が話すことができるので、英語さえできれば意思の疎通は可能です。

ちなみに往路も復路もサービスは素晴らしいものでした。

機内食

4時間近いフライトなのでもちろん機内食は提供されます。

お肉が食べることができないので、私はあらかじめ特別食(ベジタリアンフード)を申請しておきました。そのため他の乗客の機内食と少々異なるのでそこはご了承ください。

2019年12月23日 CZ386便

離陸から30分くらい経つとまずドリンクとおしぼり・ピーナッツが配られます。その後に機内食が提供されます。

私はベジタリアンフードでしたの下記のようになります。

中国南方航空 機内食

味に関しては特別美味しいというわけでもありませんでしたが、料理は温かく問題なく完食できました。

2020年1月2日  CZ3085便

復路に関しても離陸から30分くらいでドリンクが配られ、その後に機内食が提供されます。

復路に関してもあらかじめ特別食を申請していたのでベジタリアンフードです。

中国南方航空 機内食

往路と同じく、特別に美味しいと感じることはありませんでした。ちなみにマズイというわけではありませんよ。

価格

今回のフライトの最終目的地はウィーンですが、東京〜広州区間のフライトについてグーグルフライトで調べて見ました。

中国南方航空の直行便だとどの時期も約50,000円です。セールであればもう少し安くなるのかもしれません。ちなみに経由便であれば約28,000円のものありました。

一方で最終目的地のウィーンへの価格は約47,000円です。なんと広州への直行便よりも安い価格です。

私がたまたまこの値段で買えたというわけではなく、中国南方航空はしばしばウィーンまで4万〜5万円程度の値段で提供されています。コスパで言えば最強でしょう。

最終評価

中国南方航空は最悪という口コミはどの口コミサイトを覗いても書かれているので少々恐れをなしていたのですが、実際に搭乗してみるとそのようなことは一切なく、とても快適なフライトでした。

また、今回は広州〜ウィーン区間の搭乗記については分けて書きますので、後日アップします。

ちなみに中国南方航空の東京〜ウィーン区間の乗り継ぎを含めた概要については、先日記事を書いているので、興味のある方はそちらも参照して見てください。

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