こんばんは、オヤジです。
2024年10月、韓国中部に位置する歴史と文化の街・清州(チョンジュ)を訪れました。ソウルや釜山ほど知られていないものの、直行便の就航でアクセスも良く、近年注目を集めている都市です。
この記事では、実際の旅のルートをもとに、清州の主要観光スポット、グルメ、アクセス方法、さらにはかかった費用まで詳しくご紹介します。
初めて訪れる方でも安心して旅を計画できるよう、実体験に基づいた情報をまとめました。
清州について
韓国の中部に位置する清州(チョンジュ、청주)は、約80万人が暮らす忠清北道(チュンチョンブクト)の道庁所在地です。
豊かな自然に囲まれ、歴史的な遺産と現代的な魅力が共存するこの街は、近年、日本からの直行便も就航し、手軽に訪れることができるようになりました。
清州へのアクセス
以前はソウルを経由するのが一般的だった清州へのアクセスですが、LCCのエアロKが2023年7月に関西国際空港に就航しました。2023年8月には、成田 - 清州間の定期便を新規就航。現在では、関西、成田以外にも札幌、中部からも清州への直行便が運航しており、より便利になっています。
成田 - 清州間のフライト時間は約2時間10分~2時間15分。1日に2便運航しているため、週末を利用した弾丸旅行も可能です。
コンパクトで利用しやすい清州国際空港
清州への空の玄関口となる清州国際空港は、「親切な空港、また訪れたい空港」をキャッチフレーズに掲げています。ターミナルが一つしかないため、空港内で迷う心配がなく、コンパクトながら必要な設備が揃っていて、とても使いやすい空港です。
また、仁川国際空港と比べ、入出国審査も比較的スムーズに進むため、ストレスなく利用することができます。
清州国際空港から市内へのアクセス
清州国際空港から市内へのアクセスは、バスまたはタクシーが一般的です。バスの場合、747番または407番の市内行きバスが空港を出て道路を渡った中央のバス乗り場から出ており、旧市街までは約30分で到着します。
タクシー乗り場はバス乗り場の反対側にあり、旧市街まで約20分、料金は約20,000ウォンです。
ソウルへのアクセスも意外と便利で、高速バスを利用すれば約1時間30分でセントラルシティターミナルに到着します。仁川国際空港の混雑を避けたい方にとっては、清州経由でソウルに入るという選択肢も考えられます。
清州の主な見どころ
清州には、歴史や文化を感じられる名所、美しい自然、韓流ドラマのロケ地など、多彩な魅力が詰まっています。
上党山城 (상당산성)
大韓民国指定史跡第212号に指定されている山城で、約4.2kmの城壁が残っています。ハイキングコースとしても人気があり、東門、西門、南門の3つの門や、有事の際に使われた暗門などを見ることができます。
城壁内には伝統家屋を利用した飲食店が集まる韓屋マウル土俗飲食村もあり、散策の合間に韓国料理を楽しむことができます。アクセスは、忠清北道庁近くから862番バスで約30分です。
スアムゴル (수암골)
かつては寂れた町並みでしたが、公共美術プロジェクトによって美しい壁画が描かれ、人気観光地へと生まれ変わりました。
『カインとアベル』や『製パン王キム・タック』、『ザ・グローリー』など、多くの韓流ドラマのロケ地としても有名です。
市内を一望できる展望台や、おしゃれなカフェ通りもあり、散策や休憩に最適です。
ソンアン通り(청주 성안길)
清州市中心部に位置するソンアン通り(ソンアンギル)は、地元住民や観光客に人気の繁華街です。

ここには多くの衣料品店や飲食店が立ち並び、ソウルの明洞のようにショッピングやグルメを楽しめるスポットとして知られています。映画館やカフェ、雑貨店もあり、文化や娯楽の面でも充実しています。歩行者専用エリアのため、安全にゆったりと過ごせる点も特徴の一つです。
ソンアン通りでは、ストリートフェスティバルや路上ライブが頻繁に開催され、フリーマーケットや清州文化遺産夜行などのイベントも人気を集めています。買い物、食事、文化体験を楽しめる賑やかなエリアです。
ユッコリ総合市場 (육거리종합시장)
ユッコリ総合市場は清州で最も大きな市場です。

活気あふれる雰囲気の中で、トッポッキや餃子、チヂミなど、様々な韓国グルメを味わうことができます。お土産探しにもおすすめです。

個人的におすすめしたいのが韓国のりです。写真右の韓国のりはこのパックが9つで10,000ウォン(約1,130円)と格安でした。
ユッコリ総合市場の注意点としては、閉店時間が早いことです。18時頃には多くの店が閉店準備をはじめていました。午前中か午後の早い時間に訪れるようにしてください。
清州古印刷博物館 (청주고인쇄박물관)
世界最古の金属活字本「直指(Jikji)」が印刷された、興徳寺の古跡に建てられた博物館です。
「直指」の歴史的意義や金属活字の製造工程を分かりやすく学ぶことができ、印刷文化の発達史が一目で分かります。古書や古印刷器機、興徳寺からの出土遺物など、約800点余りを所蔵する博物館ですが、なんと入場料は無料です。
フンドクグ(흥덕구)
ロッテアウトレット清州店と現代百貨店忠清店が近接している、買い物に便利なエリアがあります。


新都心のような位置づけだと思いますが、正式な呼称は明確ではありませんが、住所表記に基づき「フンドクグ(興徳区)」としています。
旧市街からはバスで25分ほどで行くことができますので、ショッピングを楽しみたい方はぜひ足を伸ばしてみてください。
清州のグルメを堪能
清州を訪れたら、ぜひ味わいたいのが清州式醤油サムギョプサルです。これは、厚切りの豚バラ肉を焼く前に、醤油ベースの特製ダレ「チランムル」に漬け込む調理法で、香ばしい風味が特徴です。
地元では、この醤油ダレに浸して焼くサムギョプサルを「シオヤキ(塩焼き)」と呼んでいます。
清州市の西門(ソムン)市場の中には「サムギョプサル通り」と呼ばれる一角があり、30軒以上の専門店が軒を連ねています。それぞれのお店が独自のタレや肉にこだわり、個性豊かな味わいを提供しています。
宿泊エリアについて
清州での宿泊エリアについては、ご自身の旅行の目的や移動手段に合わせて選ぶと良いでしょう。
ソンアン通り周辺の旧市街には、歴史的な観光スポットや市場などが集まっており、街の雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
私は旧市街のJungGam Hotelに宿泊しました。
清州高速バスターミナルや清州市外バスターミナル周辺は、交通の便が良く様々な場所へのアクセスに便利です。また、近くには佳景ターミナル市場やロッテマートがあり、ショッピングにも便利なエリアです。
清州の地図
今までご紹介した見どころやサムギョプサル通り、エリアを地図にまとめますので参考にしてください。
清州旅行を快適にするアプリ
清州には地下鉄がありませんので、移動はバスかタクシーになります。タクシーを利用する際にぜひインストールしておきたいのが、外国人旅行者向けに提供されている「k.ride」です。
また、Googleマップも機能が制限されているため、韓国の地図アプリであるNaverマップも必須のアプリです。
費用の目安
清州旅行2泊3日で実際にかかった費用を参考までに公開します。
明細 | 金額 |
---|---|
航空券 | 65,540円 |
ホテル | 24,976円 |
SIMカード | 895円 |
現地交通費 | 6,020円 |
食費 | 16,873円 |
お土産 | 1,892円 |
合計 | 116,196円 |
2人分ですので、ひとり58,000円強の計算です。ホテル代などは一人でも変わらないので、ひとり旅の場合は75,000円くらいで清州を満喫することができます。
まとめ
清州は、歴史・文化・自然・グルメがぎゅっと詰まった韓国の隠れた名所です。
世界最古の金属活字本「直指」に触れられる古印刷博物館や、緑豊かな上党山城、韓流ドラマで有名なスアムゴルなど、見どころがコンパクトにまとまっているため、短期間でも充実した旅行が可能です。
また、ソウルに比べて人も少なく、ゆったりとした時間を過ごせるのも魅力のひとつ。最近は日本各地からの直行便も増え、週末旅行にもぴったりのアクセスの良さです。
忙しい日常から少し離れて、ゆっくり韓国の魅力を再発見したい方に、清州旅行はぜひおすすめです。
コメント