こんばんは、オヤジです。
「親切な空港、また訪れたい空港」というキャッチフレーズを持つ清州(チョンジュ)国際空港は、韓国のリピーターや地方都市への旅行者を中心に、近年注目を集めています。
LCCの利用のしやすさ、コンパクトで分かりやすい空港、そしてソウルからわずか1時間半というアクセスであることが人気の理由です。
この記事では、清州国際空港を初めて利用する方でも安心して利用できるよう、空港の基本情報から施設、知っておくと便利な情報まで徹底的に解説します。
清州国際空港ってどんなところ?
清州国際空港は、忠清北道(チュンチョンブクト)の道庁所在地である清州市に位置し、韓国のほぼ中央にあります。
1997年4月に開港し、中部圏の拠点空港としての役割を担っています。
もともと軍用飛行場でしたが、1984年に軍民共用空港に改築され、現在では国内線と国際線が就航しています。ドラマ「カインとアベル」の撮影にも使われました。
国内線はチェジュ(済州)線に特化しています。国際線は14路線・都市に航空会社6社が就航しています。詳細は清州国際空港のWEBサイトをご覧ください。
LCCのエアロKがハブ空港として利用しています。
清州国際空港のここが便利!
清州国際空港には、他の空港にはない魅力がたくさんあります。
- 航空券が安い:日本路線はエアロKとティーウェイが就航しています。特にエアロKは近年、日本路線に力を入れており、成田と関空だけでなく、札幌、中部と清州間の定期便を運行しています。セール時には航空券を格安で入手できます。
- 空港がコンパクトで分かりやすい:ターミナルが1つしかないため、迷う心配がありません。
- 入出国審査がスムーズ:外国人が少ないため、あまり混雑せず、入出国手続きに時間がかかりません。
清州国際空港からソウル市内はバスで1時間半ほどです。仁川国際空港の混雑と空港から市内への移動時間を考えると、清州国際空港からソウルへ行くという選択肢もありだと思います。
入出国の流れ
清州国際空港は軍民共用空港のため、滑走路や軍事施設などの撮影が厳しく禁止されていますので、文字中心の説明になります。
入国の流れ
到着ロビーは1階です。
- 機内で入国カード記入
- 入国審査(パスポートと入国カードを提出)
- 受託手荷物の受取
- 税関検査(申告がある場合)
日本路線はLCCのみ就航していますので、機材が小さいことと、外国人が1割程度と少ないため、迅速な入国が可能です。
注意点としては、入国カードの記入の際にホテル名だけでは不十分で、住所と電話番号を記入していないと受け付けてもらえませんので、ホテルの詳細を確認できるようにしておいてください。
韓国では2025年2月24日(月)午後2時から、電子入国申告(e-Arrival card)制度が導入されました。2025年中は紙の入国カードも利用可能です。
出国の流れ
出発ロビーは2階です。
- 1階でチェックイン(エアロKの場合は2時間半前から可能)
- 2階の出発ロビーへ移動
- セキュリティチェック(1時間半前から可能)
- 出国審査


上の右の写真はハングルの案内をアプリで翻訳したものです。
出国手続きも非常にスムーズですし、空港内の施設も限られていますので、あまり早く空港に着き過ぎないことをおすすめします。
空港施設とサービス
清州国際空港はコンパクトながら、非常に綺麗で旅行者に便利な施設やサービスが充実しています。
両替所・ATM
1階3番ゲート横にShinhan Bank(新韓銀行)があります。営業時間は6:00~22:00です。

また、銀行窓口の横にATMが2台あります。
Shinhan Bankをご利用の場合、レートがあまり良くないので、空港での両替は最低限にするか、ATMを利用することをおすすめします。
Wi-Fi / SIMカード
1階のゲート2と3の間、Shinhan Bankの隣にWiFi Dosirak & eSIMがあります。
レンタルWi-Fi、SIMカードとeSIMの取り扱いがあります。営業時間は5:30~22:00です。
コンビニ
1階にemart24、2階にCUがあります。


T-moneyカードを購入希望の方やチャージしたい方は2階のCUをご利用ください。emart24ではT-moneyカードの取扱はありません。
ショップ
コンビニ以外のショップは1階にお土産屋があります。

出国後の2階制限エリアには免税ショップがあります。清州国際空港のショップはあまり充実しているとは言えませんので、お土産は市内で購入されることをおすすめします。
カフェ・レストラン
1階にカフェ、2階にフードコートとParis Bagette、軽食レストランがあります。

フードコートはタッチパネル式で日本語にも対応しています。支払いはキャッシュレスのみですのでご注意ください。

カフェとレストランは数は多くありませんが、想像以上にメニューが充実しています。

出国後の制限エリアにはカフェ1箇所あるだけです。食事は出国前にとってください。
フリーWi-Fi
フリーWi-Fiも利用可能です。

アクセスポイント「Cheongju Airport Free Wi-Fi」を選択するだけで利用可能です。速度は下りで760Mbpsと今まで経験したことがないほど爆速でした!
まとめ
清州国際空港は、リーズナブルに韓国旅行を楽しむ旅行者にとって、非常に便利な空港です。
ソウルへのアクセスも良く、空港自体もコンパクトで利用しやすいため、リピーターや地方都市を訪れる方にもおすすめです。
ぜひ清州国際空港を利用して、快適な韓国旅行を楽しんでください。
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