こんばんは、ムスコです。
以前ブログでも書きましたが、私はマンダレーからバガンに向かう際にミャンマー国鉄を利用しました。理由は単純で、時間が節約できる&安いからです。
もちろん、元々帰りも国鉄を利用するつもりだったのですが、夜行の国鉄はあまりにも苦行過ぎたので帰りは国鉄ではなくバスで帰ることにしました。
では、バスの乗り心地は一体どうだったのか?その全貌を本日はご紹介します。
Moe Thauk Htun EXPRESSについて
マンダレーからバガンに向かうバスは比較的たくさんあります。ブログを見る限りどのバスを選んでも値段もサービスも大差ないように思えます。
わたしが利用したバスはMoe Thauk Htun EXPRESSというバス会社でした。
このバス会社は非常に親切で、バンで宿までピックアップに来てもらえる上にマンダレーのホテルまで送ってくれます。
バスのサービス自体は非常に満足のいくものでした。
予約方法について
主要な予約方法はネットで予約を取る方法とバガンの宿泊施設で予約を取る方法があります。
ネット予約
様々なサイトで予約を取ることができますが、わたしがお勧めする予約サイトはEasybookという予約サイト。この予約サイトは東南アジアを中心とした、様々な乗り物の予約を行えるサイトです。
オススメする理由は他の予約サイトより安く予約ができるからです。予めバスの予約をしておきたい人は是非Easybookを利用して見てください。
宿泊施設での予約
もう一つの方法は現地の宿泊施設で予約を取る方法。予約方法は簡単でフロントに行ってマンダレーに行きたいという旨を伝えると日付と時間を聞かれ、あとは勝手に予約をしてもらえます。
予約が完了するとチケットが貰えます。
これであとは出発日を待つだけです。
今回はMoe Thauk Htun EXPRESSを紹介していますが、私はこのバス会社を利用したかったのではなく、ホテルが勝手に指定したバス会社でした。恐らくですがホテルごとによって利用するバス会社が決まっているのだと思われます。
Moe Thauk Htun EXPRESSの価格
Moe Thauk Htun EXPRESSの価格は9000チャット(約650円)とかなり格安です。ナットだとこれより少々高くなることが多いですが、現地の宿泊施設で予約を取ると9000チャットです。
恐らくですが、Moe Thauk Htun EXPRESS以外のバス会社も同じ価格でサービスを提供しています。
Moe Thauk Htun EXPRESS乗車録
ピックアップポイントはサンライズバガンホテルという私の宿泊した宿だったので初めは宿で待機します。
12時ピックアップ予定だったのですが、10分ほど遅れてピックアップ車が現れました。ピックアップ車はバスではなく乗合ソンテウ的な乗合タクシーみたいな車で、車内は缶詰状態でした。
5分ほど走って向かった先はバガンのバスターミナルでした。正直この状態でマンダレーに向かうとは思っていませんでしたが、バスターミナルに寄ったことで安心しました。
ここでバスの乗り換えです。
バスは思いのほか綺麗で安心しました。バスの座席は予め指定されていたので自分の座席に座って出発を待ちます。
バスの内部もこんな感じに非常に清潔感があって、いい意味で裏切られました。バスでは出発するとお水が配られました。また、写真にも写っていますがコンセントが付いている席もあります。全席にあるわけではないことは要注意です。
途中にはトイレ休憩も挟みます。場所はバガンから3分の2行ったChan Myae Thuという場所です。
この場所は、他のバスの休憩所にもなっているらしく多くの売り子がいます。
なんちゅうバランス感覚だと思っていたら、彼女らはバスの中まで入ってきて押し売り?を始めました。
せっかくなので、ちょうどお腹が空いていたということもあって軽食を購入しました。
正直なんなのか全くわかりませんが、結構脂っこいお菓子です。2袋で400チャット(約30円)でした。あまりにも安すぎて衝撃的でした。ここでもミャンマーの物価の安さが伺えます。
休憩が終わると残りの道のりに向けて出発します。
マンダレーに到着したら、ホテルに行くのではなくて一旦マンダレーのバスターミナルに向かいます。そのバスターミナルでまた乗合ソンテウみたいな乗り物に乗り換えて各ホテルまで送ってもらいます。
こんな感じにホテルまでのピックアップ&送迎を含めたMoe Thauk Htun EXPRESSのサービスは非常に満足のいくものでした。
ミャンマーでは主要都市以外ではほとんど電波が通じなかったため、スマホをいじることはできませんでした。結局後述するようにスマホをいじることは不可能なのですがね・・・。
バガンからマンダレーの所要時間
バガンからマンダレーに行くだけならおよそ4〜5時間くらいとそこまで時間はかかりません。
ただし人によっては6時間、7時間かかる人もいます。全てはピックアップやホテルの送迎の順番次第なのです。
私はマンダレーバスターミナルからホテルまでの送迎の際、ホテルの場所的に一番最後の順番になってしまいました。
さらに運の悪いことに途中運転手が、ある人のホテルの場所がわからないという状況に陥り、30分くらい街の人に場所を聞きながら彷徨っているという珍事件にも巻き込まれてしまいました。
その結果マンダレーバスターミナルからホテルまでなんと2時間近くかかってしまい、その結果総時間6時間半と言う長丁場の旅になってしまいました。
Moe Thauk Htun EXPRESSの乗り心地
ここが今回このバスを紹介する上で一番強調したかった場所です。
正直に言えば乗り心地は最悪でした。これはMoe Thauk Htun EXPRESSの運転が雑と言うよりは、道路が舗装されていなくて土の道を行くことが原因です。
私は出発して30分、酔い止めを飲まなかったことを後悔しました。震度4みたいな揺れが永遠と続く中、私の体はすぐに悲鳴をあげてしまったのです。
酔った瞬間に酔い止めをすぐに飲んだおかげかこと無きを得ることができましたが、本当に辛い道のりでした。
バガンからマンダレー(逆も)のバスに乗る方は必ず乗車前に酔い止めを服用してください。飲まないと全員が不幸な状況になってしまいます。
最終評価
バス会社自体はほぼほぼ満点に近いサービスです。ピックアップや送迎付き、格安の値段設定。どれも満足のいくものでした。
一方でミャンマーの道路が舗装されていないせいで、バスの道中は最悪に近いものでした。一歩間違えたら私の口から汚物が出ていた可能性も。
というわけで、バス会社のサービスはいいものの、バガン→マンダレーのバス移動はかなり辛いという結論で本日のMoe Thauk Htun EXPRESSの紹介を締めさせていただきます。
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