ハノイ観光:ホー・チ・ミンが眠るホーチミン廟と世界遺産タンロン遺跡訪問記

ホーチミン廟 ベトナム
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こんにちは。ムスコです。

今回はハノイ観光の必見スポットであるベトナム国民の父として敬愛されるホー・チ・ミンの亡骸が眠るホーチミン廟と世界遺産に登録されているタンロン遺跡についてご紹介します。

ホーチミン廟(Ho Chi Minh Mausoleum)

ハノイ観光で欠かせないスポットの一つであるホーチミン廟。ハノイの中心部に位置するこの霊廟には、ベトナム民主共和国の建国者であるホー・チ・ミンの遺体が安置されています。

ホーチミン廟

ホーチミン廟は、2年の歳月をかけ1975年9月2日に完成しました。一年中冷房の効いた内部の部屋に永久保存処置を施されたホー・チ・ミンの遺体が安置されています。

安置室は一般公開されており、入場料は無料です。

営業時間【4月1日から10月31日】
火曜日〜木曜日:7:30〜10:30
土曜・日曜・祝日:7:30分〜11:00
【11月1日〜3月31日】
火曜日〜木曜日:8:00〜11:00
土曜・日曜・祝日:8:00~11:30
休業日月曜日、金曜日
*メンテナンス等による臨時休業日あり。

私は時間の都合で午後に行ったため、安置室の見学はできませんでしたが、見学される場合は、非常に込み合うのでなるべく早く行かれることをおすすめします。

安置室を見学するにはいくつかの注意事項があります。

  • ノースリーブやショートパンツなどの露出度の高い服装は禁止されています。
  • 荷物検査があり、飲食物は破棄させられます。
  • カメラやビデオカメラは持ち込めません。スマホは持ち込みはできますが、撮影は禁止されています。
ホーチミン廟

敷地内は広大で綺麗に整備されています。

ホーチミン廟のロケーションはハノイ中心部に位置し、廟周辺には、ハノイ旧市街やタンロン遺跡など多くの観光地があります。

タンロン遺跡(Central Sector of the Imperial Citadel of Thang Long)

ロケーション

ホーチミン廟から歩いて15分ほどのところにタンロン遺跡は位置しています。

私はホップオン・ホップオフバスを利用し、ホーチミン廟で降り、ホーチミン廟見学の後、タンロン遺跡まで歩き、その後再びホップオン・ホップオフバスを利用しオペラハウスまで戻りました。

ホップオン・ホップオフバスについては以前の記事をご参照ください。

営業時間と入場料

入場料VND30,000(現金のみ)
営業時間8:00〜11:30、14:00〜17:00
休業日月曜日

見どころ 

タンロン遺跡は、2003年から発掘された遺跡群です。タンロンとはハノイの旧称で、漢字では昇龍と表記します。

1010年から1804年の間、ベトナム諸王朝がこの地に都を置いたため、各時代の遺跡が重なっているのが特徴です。2010年8月にユネスコの世界遺産に登録されました。

タンロン遺跡の一番の見所は瑞門(南門、Doan Mon)です。

タンロン城瑞門

瑞門は15世紀に築かれ、タンロン遺跡のなかでは数少ない当時の状態を残した建造物です。中央の大きな門は皇帝専用だったそうです。

タンロン城瑞門

瑞門は上に登ることもできます。門の上は公園のように整備されています。

タンロン城からの景色

門の上からの眺めは非常によく、遠くにナショナルフラッグタワーを見ることができます。

タンロン城遺構

瑞門を抜けるとガラスの下に古い遺構を見ることができます。各年代の王朝の遺跡が重なっており、黎王朝の深さは1.2メートル、陳王朝の深さは1.9メートル、李王朝の深さは2メートルだそうです。

瑞門から降りて奥に歩いていくと、いくつかの建物に分かれて発掘品が展示されています。建物はフランス統治下に建設された洋風のものが多いです。

タンロン遺跡龍の階段
By Gryffindor - Own work, CC BY-SA 3.0Link

瑞門とともに当時の姿を残す龍の階段です。良い写真がありませんでしたので、Creative Commonsのものをお借りしました。

タンロン城

さらに更に奥に進むと、ベトナム戦争時に司令室となっていた建物があり、内部を見ることができます。

まとめ

ホーチミン廟とタンロン遺跡はベトナムの歴史や文化を知る上で重要な場所です。市内の中心部からも近くアクセスも良いので、ハノイを訪れた際は、ぜひホーチミン廟とタンロン遺跡を訪れてみてください。

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