こんばんは、ムスコです。
イズミル滞在時にエフェソス遺跡へ行きました。エフェソス遺跡は古代ローマ時代の遺跡郡で、非常に迫力ある遺跡でした。
今回はエフェソス遺跡への行き方と見どころをご紹介します。
エフェソス遺跡への行き方の概要
エフェソス遺跡への行き方は以下の方法で行きます。
- HILAL駅へ
- IZBANは乗り継ぎ、Tepekoy駅へ
- Tepekoy駅で乗り継ぎ、Selcuk駅へ
- Selcuk駅からSelcukのバスターミナルへ
- バスターミナルでエフェソス遺跡行きのミニバンに乗る
- エフェソス遺跡到着
かなり煩雑そうですが、そんなに難しくありません。以下に詳しい行き方をご紹介していきます。
HILAL駅へ
まず、HILAL駅へ行きます。
HILAL駅へメトロを使って移動できます。徒歩で行けないことは無いですが、Hilal駅へ向かう交通手段があれば交通機関の利用をおすすめします。
私の場合、BASMANEというメトロ駅がホテルより近かったため、BASMANE駅よりHILAL駅へ行きました。
この際、イズミルカードというICカードを予め用意しておくと便利です。イズミルの交通公共機関はICカードしか使用できず、かつ駅ではICカードを販売していない場合もあります。
イズミルカードの購入方法について、以前記事にまとめているのでそちらの記事をご参照ください。
メトロの料金は一律8.78TLです。
HILAL駅でメトロからIZBANへ乗り換え
HILAL駅へ到着したら、今度はメトロよりIZBANへ乗り換えます。
メトロの改札をでて正面にあるプラットフォームは目的地とは反対側の路線です。そのため陸橋を使って反対側へ向かいます。
正面向かって左手にエスカレーターがあり、そのまま陸橋を超えて反対側へ向かいます。
改札付近にSouth Guneyという看板があります。看板に目的地であるSelcukの文字があることを確認してください。
料金は15.70TLです。
SELUCUKへ直接向かう電車はなく、TEPEKOYという駅で一旦乗り換えが必要です。
社内は完全自由席です。この日は雨だったため少し汚れがありますが、社内は概ね清潔でゴミやチリはほとんど落ちてないです。
モニターで到着する駅と目的地が確認できます。車内アナウンスはトルコ語のみですが特に問題ないでしょう。
Tepekoy駅で乗り継ぎ、Selcuk駅へ
Tepekoy駅へ到着したら、電車を乗り換えます。ホーム到着したら反対側のホームで電車を待ちます。
元々乗ってきた列車は、来た方角へ折り返し運転します。詳しいことはわかりませんが、Tepekyo〜Selcuk間のみ往復運転しているようです。
Tepekoyまで行く列車の本数は非常に多いですが、TepekoyからSelcukへ向かう列車の本数はあまりありません。Tepekoyから先は利用者が少ないため、独立させて運行しているということでしょうか?
とにかく、Selcukから来る列車を待ちます。
電車が来たら乗り込みます。
もちろんモニターに行き先が表示されるため、Selcukへ向かうか確認しましょう。
Selcuk駅からSelcukバスターミナルへ
Selcuk駅へ到着したら、続いてSelcukバスターミナルへ向かいます。Selcuk駅からエフェソス遺跡まで5km程度の距離で歩けないことはないですが、歩道が途中から整備されておりません。
Selcukバスターミナルからエフェソス遺跡へ向かうバスがあるので、バスを利用しましょう。
Selcuk駅からバスターミナルまで600m程度で、徒歩10分かからない距離です。
バスターミナルでエフェソス遺跡行きのミニバンに乗る
バスターミナルに到着したら、エフェソス遺跡行きのミニバンを探します。
場所はわかりにくいですが、建物正面に向かって左側にエフェソス遺跡へ向かうバスがあります。
ミニバンには「EPHESUS」と文字が書いてあるので、容易にエフェソス行きのバスはみつかります。
近くにドライバーがいるので、エフェソス遺跡へ向かうか確認した上で乗り込みましょう。
時刻表があるか不明ですが、私の場合乗り込んでから15分ほどして出発しました。乗客が私のみだったのでしばらく待ちましたが、もしかしたら人が揃い次第出発という可能性もありそうですね。
バスの内部は、、、かなり年季が入ってます。正直汚く、シーツがどの席もずれてます。比較的きれいな場所に座るのが良いでしょう。
料金は15トルコリラ(約100円)です。大体10分程度で、エフェソス遺跡に到着します。
エフェソス遺跡到着
エフェソス遺跡へ到着したら、正面にチケット場があります。チケットを購入したらすぐそばに遺跡の入り口があります。
料金は200トルコリラ(約1,400円)です。遺跡の中にはテラスハウスがあり、別料金がかかります。入口でテラスセットのチケットを購入すると250トルコリラ(約1,700円)です。
テラスハウスの入口で購入した場合80トルコリラ(約500円)取られるため、テラスハウスに行く予定があれば、入口で購入しましょう。
私はもちろんテラスハウス付きのチケットを購入しました。想像以上に見どころがあるので、余裕があれば訪れても良いでしょう。
ちなみにクレジット払い可能です。
おまけ:エフェソス遺跡のミニバン乗り場
エフェソス遺跡のミニバン乗り場を簡単に紹介します。
ミニバン乗り場は、エフェソス遺跡に来る時に降車した場所です。エフェソス遺跡のチケット売り場/入口から300m近く離れた場所にぽつんとあります。
明確な時刻表が無いため、ミニバンが来るまでひたすら待ちます。私はミニバンが到着するまで30分ほど待ちました。
エフェソス遺跡の見どころ
エフェソス遺跡は、非常に広大で観光の所要時間は2時間程度です。その中でも特に有名な場所がいくつかあるので、ご紹介します。
テラスハウス
テラスハウスは古代ローマの上流階級の住居跡で、豪華な装飾が施されたモザイクやフレスコ画を見ることができます。壁画や彫刻が美しく残されており、当時の繁栄を垣間見ることができます。
遺跡の損傷を避けるためか、テラスハウス全体はビニール?でドーム状に覆われています。雨風に晒されないため、他の遺跡に比べると保存状態が非常に良いと感じます。
セルシウス図書館
セルシウス図書館は、エフェソス遺跡の中で最も有名な建築物で、紀元前2世紀に建築されました。
最大の特徴は、美しいファサードです。印象的な柱や彫刻が施された外観は、当時のローマ建築の優れた例とされたとか。
セルシウス図書館は当時の知識の宝庫であり、多くの貴重な文書や書物が収蔵されており、学問や文化の中心地として重要な役割を果たしていたそうです。
最も観光客が集まっていた場所でもあり、エフェソス遺跡を語る中で外すことができない重要な遺跡です。
円形劇場
エフェソス遺跡の円形劇場は、約25,000人を収容できる非常に大規模な建造物です。
紀元前3世紀に建築され、ローマ時代に増築が行われ現在の形になりました。
劇場という名ですが演劇だけでなく、社会的、政治的、経済的、宗教的なデモや剣闘士の試合にも利用されたそうです。
自由にステージや観客席も行き来することができるので、様々な角度から円形劇場を眺められます。私はとにかくその大きさに圧倒されていました。
まとめ
エフェソス遺跡への行き方と見どころをご紹介しました。
エフェソス遺跡はイズミル中心地から距離が離れているものの、鉄道やミニバン等ルートが確立されているため時間をかければ簡単に訪れることができます。
最後に紹介した通り、エフェソス遺跡は非常に見どころ満載な遺跡です。イズミルに訪れる方は是非エフェソス遺跡へ行きましょう。
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