こんばんは、ムスコです。
みなさん、巷で噂されている世界三大うざい国をご存知でしょうか?インド、モロッコ、そしてエジプトです。
私はこれらすべての国に訪れたことがありますが、一番うざいと感じた国はエジプトでした。
エジプト人は良い言い方をすれば、とても人懐っこい性格です。特に子供などは積極的に話しかけてきます。写真を一緒にとって欲しいとか、鬼ごっこ的なことを勝手に始めたり・・・。とにかくとても純粋でほっこりするときが何度もありました。
一方で大人はどうでしょう。個人的にはとても打算的な人が多いと思います。特に観光客に対しては金をむしり取る対象としか見ていないのではないかと感じるような場面に何度も出くわしました。
子どもたちと比べると到底同じ種族のヒトとは思えません。性善説と性悪説という2つの考え方がありますが、エジプトに訪れて以降、性善説が正しいと思うようになりました(笑)
エジプトでは何度も詐欺に遭いそうになりましたが、ここからは実際に体験したエピソードをいくつか紹介したいと思います。
ギザ駅周辺の連れ去り未遂事件
ギザ駅からバスに乗ってピラミッドに訪れるという人はあまり多くないと思いますが、交通費を安く抑えたい人はこのルートを使うと思います。
実はこの周辺には詐欺師がウヨウヨとしているそうなのです。
私がギザ駅からピラミッドに行くバス停まで歩いている途中に子連れの男性に話しかけられました。何でも子供をピラミッドまで連れて行くらしく、ついでに一緒に連れて行ってあげるとのことでした。
最初は好意に甘えようと思って男性の後についていったのですが、車まで行ったときに本当にピラミッドまで連れて行ってくれるのか疑問に思い、急に怖くなってしまったのでそのまま逃げてしまいました。
後で調べると子連れということで安心させて実は高額ツアー会社などに連れて行く詐欺が横行しているらしく、もしかしたら彼もその詐欺師だったのかもしれません。
本当に親切心からかもしれませんが、あのときそのままついていっていたらどうなっていたのでしょうか・・・。
ピラミッド入り口付近にいるラクダの詐欺師もどき
ピラミッドの入り口に来ると客引きがとてもひどくなります。「お兄さん、ラクダどう?」「ラクダ安いよ」みたいなことをひたすら言われ続けます。
面倒くさいのは騙してくるやつです。「入り口はそっちじゃなくてこっちだよ」とラクダのいる方に誘導してくる人たちがいます。ついにはラクダに乗らないと入場できないよと言ってくるやつもいます。
ただし、私のようなアジア人以外は結構な確率でスルーされていたのでもしかしたらアジア人は押しに弱いというのを知られているのかもしれません。
ちなみにもちろんラクダに乗らないと入場できないことはありません。入り口を教えてくれる親切を装っている人は基本的にラクダ使いなので注意してください。
ルクソールのホテル前のタクシー運転手のしつこい勧誘
ルクソールのホテル前ではエジプト人がたむろっている様子が所々見かけることがあります。これは観光客が出てくるのを待ち伏せてタクシーに勧誘しようとしている人たちです。
彼らは言い値自体はそこまでぼったくりではないですが、とにかくしつこくてうざいです。「No thank you」といっても「OK」といって永遠とつきまとってきます。
そのしつこさといったら殴り倒したくなるほどです。「Don't follow me!」などと強く言わないと、かもとみなされてひたすら追いかけられるので十分注意を。
しつこさ100%!ボートの勧誘
ルクソールにはナイル川沿岸に「Kornish Al Nile」という道があります。この道は観光客から金をむしり取ろうとする輩がウヨウヨとしています。
100m歩いたら少なくとも5人に話しかけられます。ひとり断ったらまたひとり、まさにエンドレスです。
特に複数人で歩いている人より、一人で歩いている人のほうが勧誘にあいやすい傾向があります。
大体の人は、
- 「バナナ島に行かない、10ドルだよ」
- 「西海岸に行くのか?5(10)エジプトポンドだ」
このような勧誘です。面白いことに、ほとんど全員が「あいつは信用できない。俺について来い!」みたいにお互いを貶め客を奪い合っていました。
ちなみに勧誘を断ると「おまえは酷いやつだ。10分も話したのに乗らないとは。10ドルよこせ!」みたいなことを言われます。払う必要はまったくないので逃げてください。
さいごに
エジプトでは胆力が必要だと個人的には思っています。しつこく誘われても断る、不当な請求を受けた場合は拒否する、これらは絶対に必要です。
もちろん良い人はいますが、こちらとしては全く見分けがつかないのでとりあえず全員詐欺師と思って相手と接するべきです。
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