【Eバイク】バガン観光での移動手段はEバイクがおすすめ!

绿佳 交通手段
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こんばんは、ムスコです。

バガンはあまり大きくない都市ですが、徒歩で回れるほど小さな都市でもありません。

また、主にパゴダが見られる地域はオールドバガンですが、オールドバガンには宿泊施設があまりありません。そのため大体の観光客はニャウンウー地区、またはニューバガンに宿泊します。

それぞれの地区からオールドバガンに行くには大体3〜5kmほどあるため、徒歩だと1時間近くかかってしまいます。

そこでおすすめする移動手段としてEバイクがあります。Eバイクには魅力もたくさんあるため、それを本日は紹介したいと思います。

バガンのEバイクについて

バガンでバイクと調べるとほとんどEバイクが出てくると思います。その理由として観光客はEバイクしか利用できないからです。もちろんバガン自体がバイクを禁止しているわけではありません。地元の人は普通にバイクを利用しています。

ただし、観光客にはバイクの貸し出しは行っていないのです。恐らくその理由は、ほとんどの観光客が移動手段としてバイクを利用することによる大気汚染を防ぐことにあると考えています。

Eバイク自体を説明すると、バガンのEバイクは中国製のEバイクがほとんどで、「绿佳」というメーカが大半を占めています。中国語以外に、英語表記のホームページもあるので興味のある方は下記のリンクから覗いてみてください。

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実際に私が利用したEバイクはこちら。

绿佳

見た目はほとんど普通のバイクと変わりませんでした。

Eバイクに乗るには免許が必要なのか?

結論から言うと、Eバイクを乗るのに免許は必要ありません。その理由は簡単で、バガンではEバイクは自転車扱いされるからです。

なので、Eバイクを借りるのに免許証などを提示する必要はありません。自転車なので・・・。驚きですよね。

ちなみに日本では、Eバイクを利用するのにも免許が必要だそうなので、日本でEバイクを使う際には注意を。

Eバイクの主要な生産地である中国でもEバイクは自転車扱いされており免許は必要ないそうです。バガンでも免許証を必要としないのは中国の影響なのかもしれませんね。

Eバイクはどこでレンタルできるの?

Eバイクのレンタルは主にホテルか、街中にあるレンタルショップでレンタルすることができます。

基本的にどのホテルでもEバイクの貸し出しは行っています。一方でホテル周辺にも多くのレンタルショップがあります。

レンタル先が見つからないという自体にはほとんどならないので安心してください。

Eバイクのレンタル相場

Eバイクの相場はホテルで借りるかレンタルショップで借りるかで値段が異なります。

一日Eバイクをレンタルした場合の相場は、

  • ホテル→8000チャット(約580円)
  • レンタルショップ→5000チャット(約360円)

ホテルよりレンタルショップでEバイクをレンタルしたほうが安上がりです。ただし、レンタルショップがホテルから少し離れていたり、早朝の日の出を見に行くときにEバイクが借りれないことなどもあるので、自分にあった方を選びましょう。

Eバイクの運転は難しいのか?運転の仕方は?

Eバイクの運転に関しては全く難しくありません。私は日本でバイクに乗ったことが一度もありませんでしたが、初日から普通に乗るこなすことができました。2日目の終わり頃には40km〜50kmぐらいのスピードを出しても恐怖心はありませんでした。

個人的な感想としては乗り心地はスピードが早く、全く疲れない自転車という感じでしょうか。普通に自転車を乗りこなせる人は問題なくEバイクを乗りこなせるでしょう。

唯一違和感を感じたのが、ミャンマーは日本と違って右側通行であるという点です。右折に初めは酷く違和感と恐怖心を感じたのを今でも覚えています。

次にEバイクの運転の仕方について。構造自体は簡単で右ハンドルにアクセルが付いており、両ハンドルにブレーキが付いています。

绿佳

また、ウィンカー速度表示もついています。バイクに乗ったことがないのでなんとも言えませんが、使い方自体はバイクと一緒なのではないでしょうか。

Eバイクは何km(何時間)乗ることができる?

私はホテルでEバイクを借りたのですが、その際にEバイクは50kmほど走ると充電が尽きると言われました。

通常だと50kmも走らないと考えがちですが、バガンでは普通に50km以上走るということは頭に入れておいて損はないと思います。

実際に50km走ったかどうか分かりませんが、私の場合朝の9時にEバイクを借りて15時あたりに充電が尽きました。パゴダの中に入ったり、食事休憩をしたりしていたので一概には言えませんが、6時間で充電が尽きたということになります。

ちなみにほとんどのEバイクに共通して言えることだと思いますが、Eバイクの充電が切れても、あらかじめ教えてもらっていた電話番号に電話を掛けると新しいEバイクを持ってきてれます。ただし、英語で自分の居場所を伝えなければいけないので注意を。

Eバイクで起こりうるトラブル(体験談)

私がEバイクに乗っていて身に起こったトラブル2つを紹介します。

Eバイクの充電が尽きた

これは観光客全員に起こりうるトラブルだと思います。私の場合、バイクの速度が急に出なくなったので、これはまずいということでホテルに戻っていたのですが、ホテルまであと3kmくらいというところでEバイクは力尽きてしまいました。

不幸なことに私のsimカードの契約はデータプランでしたので、電話が使用できませんでした。そのためキックボードみたいに右足で道路を蹴ってバイクを運んでいると、運の良いことにバイクに乗ったカップルが声をかけてくれて、事情を話すとホテルまでバイクを運んでくれると言ってくれました。

後ろに乗っていた女性の方が自分の乗っていたEバイクに乗り、私はカップルが乗っていたバイクに乗りました。バイクを運ぶ方法は結構古典的で足でバイクを押して運ぶ方法。

Eバイクを運ぶカップル

ちなみに、本当に感動したのでお礼としてチップをあげようとしたら「当然のことをしただけなのでいらない」と言ってカップルはその場からすぐに立ち去りました。

ミャンマー人の優しさを改めて身に感じた場面でした。

解決策としては

  • 電話を使えるようにする
  • Eバイクの電池が尽きる前に休憩がてら一旦ホテル(レンタルショップ)に戻って充電するか新しいEバイクに変えてもらう

底なし沼にハマる

事前にネットで調べていた時に底なし沼にハマるという記事があったのですが、その時は正直全く信じていませんでした。

しかし、本当に3度ほど底なし沼にハマってしまいました。

主な原因は、沼というよりは水たまりにしか見えない沼が多いため、そこを突っ切ろうとすると沼にハマって動けなくなるからです。

しかもバイクはかなり重いので沼から抜け出すには相当な労力がかかります。皆さん、水たまりに見えるからと言って容易に水の上を突っ切ろうとしないように。

何故Eバイクがバガン観光でおすすめなのか?

一番の理由は、自由に観光できるということです。バガンには3000基とも言われるパゴダが林立しており、そのため有名ではないパゴダも無数に存在します。

しかし無名パゴダにも関わらず見ごたえのあるパゴダもフラフラと立ち寄ることができます。ちなみにこういうパゴダに限って道なき道にあったりするので、少なくとも馬車で立ち寄る事はできません。

また、バガンの雄大な自然の中をEバイクで回る爽快感は言葉にすることができません

そしてなんと言ってもコスパが良い。自転車はともかく、馬車は一日貸し切ると大体3000円くらいするそうですが、Eバイクは高くても600円くらいでレンタルすることが可能です。

ちなみに自転車はもっと安いですが、灼熱の中広大なパゴダを巡ることはほぼ不可能に近いので選択肢としてはあまり入らないでしょう。

以上の点から私はバガンを観光する時はEバイクをおすすめします。

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