こんばんは、ムスコです。
皆さんはバンコクの主要観光地といったらどこを思い浮かべますか。
個人的な意見となりますが、私はバンコク三大寺院は必ず入ってくると思います。
ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン・・・
しかし、聞いたことはあるけどどこにあるのか、どうやって行っていいのかわからない方もいるでしょう。
そこで本日はバンコク三大寺院の行き方と効率の良い周りかたについてご紹介します。
バンコク三大寺院について
まずはバンコク三大寺院について紹介します。
ワット・プラケオ
ワット・プラケオは別名エメラルド寺院と呼ばれています。
1782年に建造されて以来、タイの中で最も格式の高い寺院と言われています。というのも、タイの王である、ラマ1世がバンコク王朝を開いた時に建立した由緒正しき寺院だからです。
ということもあり、ワット・プラケオに入る際には、観光客であろうと外国人であろうとドレスコードが指定されています。
基本的には、半ズボン、ノースリーブ、お腹が隠れてない服装などが禁じられています。
もしも上記のような服装で寺院に入った場合、入場口で横に弾かれ着替えることを強要されます。
入場料 | THB500 |
営業時間 | 8時30分〜15時30分(最終入場) |
住所 | Na Phra Lan Rd, Khwaeng Phra Borom Maha Ratchawang, Khet Phra Nakhon, Krung Thep Maha Nakhon 10200, Thai |
ワット・ポー
またの名を涅槃寺という。
ラマ3世によって建立された当寺院には体長46mの涅槃仏があります。その壮大さに驚かれる人は少なくないでしょう。
ワット・ポーもワット・プラケオと同様に露骨な服装はNGとなっています。
基本的にワット・プラケオに回った後にワットポーに行く人が多いと思われるので、上記のワット・プラケオと同じ服装で行けば問題はないと思われます。
入場料 | THB300 |
営業時間 | 8:30〜18:30 |
住所 | 2 Sanam Chai Rd, Khwaeng Phra Borom Maha Ratchawang, Khet Phra Nakhon, Krung Thep Maha Nakhon 10200, Thai |
ワット・アルン
ワット・アルンは別名「暁の寺」と呼ばれています。
アルンは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説、『暁の寺』の由来となっている寺とも言われています。
ワット・アルンも服装チェックはありますが、ワット・プラケオほど厳しくはありません。
題名どおりバンコク三大寺院はまとめて回る方が大半だと思うので、ワット・プラケオのドレスコード通りに行けば全く問題はないでしょう。
入場料 | THB100 |
営業時間 | 7:30〜17:30 |
住所 |
三大寺院の行き方
2019年7月にMRTブルーラインが延伸され、三大寺院へのアクセスが劇的に便利になりました。詳細は、下記の記事をご参照ください。
さて、ここからは本日の本題となる三大寺院への行き方をご紹介します。
本日ご紹介する交通手段は水上ボートです。
この水上ボートに乗るためには、BTSサパーン・タクシン駅に行き、当駅から徒歩3分の場所にあるサトーン船着場に行かなければなりません。まずはその行き方から説明します。
サパーンタクシン駅からサトーン船着場への行き方
まずはBTSを使ってサパーンタクシン駅に行きます。
サトーン船着場に行くためには2番出口から階段を降りて外へ出ます。
2番出口からサトーン船着場へは約100mしかありません。まっすぐ行って左に曲がるだけです。
わかりやすく説明するのであれば下記の通りとなります。
特に難しいことはなく容易に行くことができるでしょう。
チャオプラヤーエクスプレス
サトーン船着場に到着すると、数種類の水上ボートがあります。
主に観光客が利用するボートは次の二つとなります。
- チャオプラヤーエクスプレスボート
- チャオプラヤーツーリストボート
両者とも多少の差があるので説明して行きたいと思います。
チャオプラヤーエクスプレスボート
チャオプラヤーエクスプレスボートはオレンジフラグといわれる、オレンジの船体をしたボートのことです。
地元の方も多く利用するボートとなっており、その分ツーリストボートに比べるとリーゾナブルな値段でワット・アルンやワット・プラケオに行くことができます。
お値段は一律THB15となります。
下記はサトーン船着場からの主な船着場となります(N30までありますが、趣旨から逸れるため省略させていただきます)。
No. | 船着場 |
CEN | Sathorn (Taksin Bridge) |
N1 | Oriental |
N2 | Wat Muang Kae |
N3 | Si Phraya |
N4 | Marine Dept. |
N5 | Rachawongse |
N6 | Memorial Bridge |
N7 | Rajinee |
★ | Wat Arun |
N8 | Tha Tien |
N9 | Tha Chang |
N10 | Prannok |
N11 | Thonburi Railway |
N12 | Phra Pin Klao Bridge |
N13 | Phra Arthit |
N14 | Rama VIII Bridge |
また、時刻表は下記のようになります。
cf.サトーン船着場から三大寺院に行きたい方はノンタブリー船着場方面です。
主な観光名所は次の発着場で降ります。
- ワット・ポー:N8ターティアン船着場(Tha Tien)
- ワット・プラケオ:N9ターチャン船着場(Tha Chang)
- ワット・アルン:★ワット・アルン船着場(Wat Arun)
となっています。
大体30〜40分くらいかかります。
チャオプラヤーツーリストボート
次にチャオプラヤーツーリストボートについて説明します。
この水上ボートは文字通り観光客向けのボートとなっています。船体の色は青です。
先ほど紹介したチャオプラヤーエクスプレスボートよりは多少お値段は高くなっていますが、主要観光地にしか寄らないということもあり、かなり時間短縮できます。
ちなみにお値段はTHB60でした。
下記はサートン船着場からの船着場となります。
No. | 船着場 |
★ | River City Bangkok |
N5 | Ratchawongse |
N6/1 | Yodpiman |
★ | Wat Arun |
N8 | Tha Tien |
★ | Tha Maharaj |
N11 | Thonburi Railway |
N13 | Phra Arthit |
また、時刻表は下記の通りになります。
多少場所にズレがありますが、主要な場所は一致しているので特に問題はないでしょう。ちなみにこの時刻表は2019年2月のものです。
主な観光地は上記と同じとなりますのでそちらをご参照ください。
Cf.ツーリストボートの場合、ワット・プラケオに寄られる方は、マハラジ船着場からとなります
バンコク三大寺院の効率の良い周りかた
最後に、バンコク三大寺院の効率の良い周りかたを紹介します。
ムスコはチャオプラヤーツーリストボートを使って行くことをオススメします。多少値段が高いと言っても微々たるもので、時間も大幅に削減されるからです。
さて、オススメのルートは
- サトーン船着場からマハラジ船着場まで行く
- マハラジ船着場からワット・プラケオまで徒歩(約10分)
- ワット・プラケオからワット・ポーまで徒歩(約10分)
- ワット・ポーからターティアン船着場に行く
- ターティアン船着場からワット・アルン対岸へ行く渡し船に乗る(THB4)
- 船着場からワット・アルンへ
となります。
このルートが最も効率的です。さらにワット・プラケオが三大寺院の中で一番最初に閉まるため、一番初めに行っておいた方が良いという事情もあります。
また帰りに関しても、ワットアルンの船着場からサトーン船着場に行くことができます。
バンコク三大寺院を一緒に見て回りたい方はぜひこのルートで行って見てください。
マハラジ船着場からワット・ プラケオに行く途中に、「今日はワット・プラケオは休み」とか「ワット・プラケオは昼休みなので今は入れない」などと言って声をかけてくる怪しい人がいます。これらはすべてウソでボッタクリのお店に連れて行かれますので、無視してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この三大寺院は、BTSなどの鉄道からは少々行きにくい場所にあるので、行くのであればチャオプラヤーエクスプレスを利用されるのが良いと思います。
三大寺院はとても素晴らしい場所ですのでぜひ行って見てください。
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