ルアンパバーンの絶景スポット「プーシーの丘」完全ガイド

プーシーの丘 世界遺産
記事内に広告が含まれています。

こんばんは、オヤジです。

ルアンパバーンは、ユネスコ世界遺産にも登録されたラオスの古都であり、その魅力は歴史的な寺院、美しい自然、そしてゆったりとした時間が流れる街並みにあります。そんなルアンパバーンで、訪れる人々を魅了し続ける観光スポットのひとつが「プーシーの丘」です。

この記事では、プーシーの丘の魅力を詳しくご紹介します。アクセス情報や見どころだけでなく、訪れる際の注意点やおすすめの時間帯についても解説しますので、ルアンパバーンを訪れる際の参考にしていただければ幸いです。

プーシーの丘とは?

ラオスの古都ルアンパバーンの中心部に静かに佇むプーシーの丘。

メコン川とナムカーン川の合流点に位置するこの丘は、街のシンボル的存在として古くから地元の人々に愛され続けてきました。標高約150メートルのこの丘には、黄金に輝く仏塔『タート・チョムシー』が山頂に建立されており、今でも多くの地元民や観光客が参拝に訪れます。

プーシーという名前は「仙人(ルーシー)の山(プー)」に由来しているそうです。

伝説では、『アマ・ルーシー』と『ニョティカ・ルーシー』という二人の仙人が神の導きでこの山にたどり着き、ルアンパバーンの街を築いたとされています。

ロケーション

プーシーの丘はルアンパバーン旧市街の中心に位置しており、街のどこからでもその姿を確認できます。頂上へは3つの入口からアクセス可能ですが、メインストリートであるシーサワンウォン通りにある入口から山頂に向かうのが最も一般的です。

プーシーの丘入口

入口は道を挟んで国立博物館の前にあります。

入口を抜け左側にチケット売り場がありますので、まずはチケットを購入してください

チケット売場の営業は17:30までとなっています。帰りに写真を撮ったため既にクローズされていました。

プーシーの丘階段

国立博物館前の入口から頂上までは328段の階段があり、約20分ほどかかります。

  • インフォメーション
  • 地図
住所Ban Pakham, Sisavangvong Road, Luang Prabang, Laos
電話番号+8562098972772
WEBサイトhttps://www.tourismluangprabang.org/ja/things-to-do-2/nature/phou-si-mountain/
入場料外国人:30,000キープ
営業時間8:00~17:30(チケット販売時間、季節により変動します)

見どころ

プーシーの丘の最大の見どころは、何と言っても山頂からの絶景です。

メコン川とナムカーン川が織りなす雄大な景色、遠くに広がる山々の連なり、そして街全体を一望することができます。

特筆すべきは、朝と夕方の雰囲気の違いです。早朝には、朝もやの中から昇る朝日とともに目覚めていく街の様子を観察することができます。

一方、夕暮れ時には、沈みゆく太陽が街を金色に染め上げる様子は圧巻です。

プーシーの丘ナムカーン川

ナムカーン川の眺望です。日の出はこちら側からになります。

プーシーの丘メコン川

メコン川の眺めです。夕日はこちら側になりますが、あいにく私たちが訪れたときは天気が悪く、サンセットは見ることができませんでした。

タート・チョムシー

山頂には1804年に建立された黄金の仏塔タート・チョムシーがあります。高さ約24メートルのこの仏塔は、ルアンパバーンの街のどこからでも見ることができ、街のランドマークとなっています。

仏塔の中には黄金の仏像が祀られています。仏塔の周りにも小さな祠や仏像が点在し、地元の人々の信仰の場となっています。

階段を登る途中には、南国らしい熱帯植物が茂る道や、休憩所、小さな祠があります。

ナムカーン川の道の中腹には、涅槃像や仏足が納められた岩穴などもありますので、時間がある方は往路は博物館側から昇り、降りるときはナムカーン川側の道を利用されるのがおすすめです。

注意点

プーシーの丘は、観光地であると同時に地元の人々にとって神聖な参拝の場所でもあります。下記を遵守して訪問してください。

  • キス、手をつなぐ、肩をくむ等のスキンシップは避ける。
  • 大声を出して騒がない。
  • ビキニなど、過度に露出度の高い格好は避ける。

また、快適に訪問するために下記を参考にしてください。

  • (特に雨季は)階段が滑りやすいため、スニーカー等歩きやすい履物がおすすめです。
  • 虫が多いので、虫よけやかゆみ止めをご持参ください。

まとめ

プーシーの丘は、ただ美しい景色を楽しめる観光スポットというだけではなく、地元の人々にとって神聖な信仰の場でもあります。その静かな佇まいと特別な雰囲気は、訪れる人々に深い感動を与えてくれます。

訪問する際には、早朝か夕方がおすすめです。早朝には、街が朝もやに包まれる幻想的な風景や静けさを満喫でき、夕方には、街全体が夕陽に染まる壮大な景色を眺めることができます。ただし、夕方は多くの観光客が訪れるため、静かに楽しみたい方には早朝の訪問が最適です。

プーシーの丘から見える絶景、そして地元の方々の穏やかな日常の光景は、ルアンパバーンの文化、歴史、自然を深く感じる忘れられない体験となるはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました