こんばんは、オヤジです。
バンコクを訪れる多く方は、タイ料理を楽しみたい時、高級レストランかマーケットの屋台に行くことが一般的だと思います。実は知る人ぞ知るリーズナブルに本格的なタイ料理を楽しめる場所があります。
それは、スクンビット通りとアソーク交差点の角に位置するショッピングモールターミナル 21の5階にあるフードコート「Pier 21」です。
今回の記事では、ターミナル 21のフードコート「Pier 21」について徹底解説します。
本記事の日本円表記は1バーツ＝4.3円で計算しています。
アクセス抜群の好立地
ターミナル 21は、MTRのスクンビット駅、BTSのアソーク駅から直結しているため、バンコクのどこからでも簡単にアクセスすることができます。
- 基本情報
- 地図
| 住所 | 5th floor Terinal 21,88 Sukhumvit 19,Sukhumvit Road, Thailand |
| 電話番号 | （+66）2 108 0888 |
| https://www.facebook.com/Terminal21Asok | |
| 営業時間 | 10:00 - 22:00 |
| 休業日 | なし |
| 支払方法 | 現金 |
PIER 21がおすすめな理由
このフードコートが特別な理由は、とにかく価格が安く、提供される料理のクオリティが高いことにあります。
屋台並み、場合によっては屋台よりも安い価格で「本格的な」タイ料理を楽しむことができます。100バーツ（約430円）あれば、料理を数品とデザートまで楽しむことができます。
当然、ショッピングモール内のフードコートですので、屋台とは違い、衛生面でも安心して食事を楽しむことができます。
Pier 21が激安な理由
Pier 21で提供される全ての料理が信じられないほど安いので、なぜこんなに安いのか自分なりに調べて見ました。ネットの情報をまとめると、安い理由は以下のとおりです。
- 店舗の家賃負担なし：出店者は家賃を支払う必要がありません。
- 運営コスト負担：食器洗いや食器の費用をデパート側が全て負担しています。
- オーナーの理念：「誰でも美味しい料理を安く提供したい」という考えに基づいています。
- 赤字覚悟の経営：フードコートだけで年間2000万バーツの赤字を出しています。
- 集客戦略：安価なフードコートで人を集め、その後ショッピングへ誘導する狙いがあります。
- 広告費の代替：広告に予算を使うよりもフードコートに投資することで集客を図っています。
これらにより、Pier 21は相場と比べて破格の安さを維持し、多くの人々に利用されています。特に理由の3などはユーザーにとっては嬉しくて涙が出ますね。
充実の料理メニュー
メニューの種類は圧巻で、下記のような代表的タイ料理を40バーツ（約172円）前後（ホイトートは少し高く60バーツ（約258円）前後）で楽しむことができます。
- ガパオライス
- カオマンガイ
- パッタイ
- ソムタム
- トムヤンクン
- マッサマンカレー、グリーンカレー
- ホイトート（牡蠣のタイ風お好み焼き）
また、各種スムージーやカオニヤオマムアン（マンゴースティッキーライス）、フレッシュフルーツなどデザート類も充実しています。
タイ料理が苦手な方でも心配無用です。中華料理や日本食、西洋料理まで、国際色豊かな店舗が軒を連ねています。どの店舗も妥協のない味を提供しています。
フードコート内には給水器はありませんので、ミネラルウオーターを持参するか、購入する必要があります。
私が帰国日にブランチで楽しんだ料理です。こちらにフレッシュマンゴーをデザートとして注文し、トータルで92バーツ（約395円）でした。
Pier 21の利用方法
Pier 21の利用方法は他のタイのフードコートと同様です。
- 入口でプリペイドカードを購入
- 好きな店舗で料理を注文し、プリペイドカードで支払い
- 食器を片付ける
- プリペイドカードを精算
プリペイドカードの購入
Pier 21の入口にあるカウンターでプリペイドカードを購入します。
初回はカウンターで、チャージしたい金額を伝えてください。ひとり1食100バーツ（約430円）あれば、デザートまで楽しめます。
追加でチャージする際には、カードとチャージしたい金額を一緒に渡せばOKです。高額紙幣しか持ち合わせがない場合は、チャージしたい金額を伝えれば、お釣りをもらえます。
プリペイドカードです。裏にQRコードが記載されています。
料理の注文と支払い方法
お目当ての料理が見つかりましたら、料理の番号を伝えてください。
Pier 21では全ての店舗に番号付きの料理の写真が用意されていますので、タイ語も英語もできなくても、簡単に注文することができます。
注文後は、受取レーンに並びます。料理が出てくる少し前に、支払いをします。
支払いは、プリペイドカードを読み取る機械が各店舗にありますので、カードの裏のQRコードが読み取れるように上の写真の赤枠の部分に近づけてください。
料理が出てきましたら、フォークなどのカトラリーをお店かフードコート中央のカトラリーコーナーからとります。
中央のカトラリーコーナーには除菌用の機械が置かれていますので、衛生面が気になる方はご利用ください。
片付けと精算
食べ終わりましたら、フードコート内に何箇所か用意されている返却台に食器とトレイを片付けます。
食器の返却後は、プリペイドカードを購入したカウンターに行き、「Refund, please」と伝えれば、残額が現金で返却されます。
PIER 21の様子
座席数も十分に確保されており、清潔に保たれた店内では、快適に食事を楽しむことができます。
窓際の席からはバンコクの街並みを一望でき、食事と共に素晴らしい眺めも楽しめます。
ランチタイム（11:30〜13:30）や夜の19:00前後は、非常に混雑していますので、料理を注文する前に席を確保することをおすすめします。
Pier 21をより快適に楽しむために
タイ料理を破格な価格で楽しめるPier 21ですが、下記の点を考慮していただければ、より快適に楽しむことができます。
ウェットティッシュを用意する：テーブルは定期的に清掃されていますが、混雑しており回転も早いため、掃除が間に合わないこともあります。その場合に、テーブルを拭けるようにウェットティッシュを用意することをおすすめします。また、混雑時には、ウェットティッシュを席を確保するために利用します。
ミネラルウオーターを持参する：ミネラルウオーターはフードコート内でも購入できますが、全てのお店で販売しているわけではありません。お目当てのお店で扱っていればよいのですが、そうでない場合は、ミネラルウオーターを購入するためだけに並ぶ必要があります。
辛さ控えめにする：地元の人も訪れるフードコートですので、味付けがタイ人ベースになっています。辛さが苦手な方がスパイシー料理を頼む際には、「Less spicy, please」と伝えて辛さを控えめにしてください。
ランチタイムのピークを避ける：ランチで行く場合には11時30分までに訪問することをおすすめします。11時半ころから込み始め、席を確保するのも一苦労です。
21時までには到着する：営業時間は22時までですが、閉店が近づくに連れて品切れの料理が増えてきます。遅くとも21時までには到着してください。
まとめ
ターミナル 21のフードコート「Pier 21」は、タイの美食を信じられないほどリーズナブルに堪能できる素晴らしいスポットです。
観光客はもちろん、地元の人々にも親しまれているこのフードコートは、バンコク滞在中にぜひ訪れてほしい場所として自身をもっておすすめします。
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