【北京大興空港】中国南方航空が提供する無料のトランジットホテルに宿泊しました

Radissonホテル 中国
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こんばんは、ムスコです。

今回中国南方航空にて、羽田→北京大興→タシケントというルートでウズベキスタンに行きました。その際往路の北京大興空港にて乗り継ぎが20時間発生しました。

今回はビジネスクラスということもあり、中国南方航空が提供する無料のトランジットホテルの宿泊対象であったため利用してきました。

中国南方航空が提供する無料トランジットホテルについて

中国南方航空が提供するトランジットホテルは北京大興空港の付近にあるホテルになります。調べた限りでは対象のホテルは以下の通りになります。

  • 北京大兴机场丽筠酒店 (Radisson Hotel, Beijing DaXing Airport)
  • 北京明珠酒店 (北京大兴机场)

ただしこれらのホテルは空港の外にあるため一度入国手続きを行う必要があります。2024年12月1日より臨時入国に際するビザ免除国に日本が追加されましたので、入国手続きをして容易に中国に入国できるようになりました。

無料トランジットホテルの対象者

細かい要件は公式サイトを参照いただきたいですが、基本的にに6時間以上の乗り継ぎ時間がある方で、かつ購入した航空券のクラスが適用クラスに満たしている場合にトランジットホテルの宿泊対象者になります。

クラスによっては1人部屋ではなく2人/1部屋の場合もあるため、事前に要件をしっかりと見ておくことをおすすめします。

広州空港または瀋陽空港では事前にオンラインにてトランジットホテルを予約することができますが、それ以外の対象都市では基本的に現地のカウンターにて手続きを行う必要があります。

北京大興空港でのトランジットホテルの予約方法

北京大興空港はオンラインで事前にトランジットホテルを予約することができないため、中国に入国後に所定のカウンターにて手続きを行う必要があります。

国際線の到着フロアは1Fになりますが、北京大興空港のトランジットホテルの手続きを行うカウンターは4Fにあります。4Fは飛行機のチェックインを行うフロアになります。

エスカレーターもしくはエレベーターにて4Fに向かいましょう。

4Fに到着後、Cのチェックインカウンターを目指します。CとBのチェックインカウンターの間に「南方综合服务柜台 (Service Counter) 」と書かれた中国南方航空の総合サービスカウンターがあります。ここでトランジットホテルの手続きが行えます。

航空券を提示してトランジットホテルを予約したいという旨を伝えると、早速手続きをしてもらえます。

手続き完了後、「担当者に連絡した。20分後に到着するのでしばらくここで待っていてほしい」と伝えられ、カウンター横にある黄色のオブジェクト (看板) の前に設置された長椅子にて待機します。

この際に担当者の方が「この方は外国人なので、彼が困っていたら助けてほしい」と別の待機している中国人の方に話していて、「あー、とてもありがたいなあ」としみじみと感じていました (実は職員の方とは英語で話していただけで中国語は理解できます)。

ちなみにトランジットホテルを予約していたい人はそこそこ多く、6組15人程度いました。中国人と外国人が半々という感じです。

20分後に担当者が到着して、パスポートと航空券の写真を撮ります。撮った写真をWeChatでどこかに送信していましたが恐らくホテル関係者に宿泊対象者として情報を共有していたものと考えられます。

全員分のパスポートと航空券の写真を撮ったら担当者の方を先頭に外に移動します。4Fの2番ゲートから外に出てホテル送迎用のバスが到着するのを待ちます。

10分ほど待機した後バスが到着しました。バスに乗り込む際に改めてパスポートと航空券のチェックがありました。

宿泊したホテル (Radisson Hotel) について

私が今回宿泊したホテルは「北京大兴机场丽筠酒店 (Radisson Hotel, Beijing DaXing Airport)」というホテルになります。私は存じていませんでしたがラディソンという世界各地にホテルを展開している有名なホテルのようです。

空港からホテルまで距離にして約2kmで、およそ10分程度の移動でした。

この日は霧が濃いため徐行ということもあり、15分程度移動に時間を要しました。

ホテルに到着したら、入り口から左手にフロントがありそこでチェックインの手続きを行います。パスポートと航空券が必須になりますので、すぐに提示できるように手元に準備しておきましょう。

今回は一人部屋に割り当てられました。

北京大兴机场丽筠酒店 (Radisson Hotel, Beijing DaXing Airport)の紹介

北京大兴机场丽筠酒店 (Radisson Hotel, Beijing DaXing Airport)について紹介していきます。3つ星ホテルとのことですが豪華絢爛で、無料で宿泊してもよいとは思えないほど快適なホテルでした。

施設とサービス

北京大兴机场丽筠酒店 (Radisson Hotel, Beijing DaXing Airport)の施設とサービスを一覧でまとめます。

ホテルランク★★★
チェックイン14:00 (一般予約の場合)
チェックアウト12:00 (一般予約の場合)
喫煙/禁煙不明
冷蔵庫あり
無料ミネラルウォーターあり
その他無料飲食物コーラ、スプライト、インスタントコーヒー・紅茶
朝食バイキング (118元)
電源コンセントタイプA
USBポートあり
フリーWi-Fiあり (外国人は利用不可)
セーフティボックスあり
シャワーあり
シャワー温度調整良好
シャワー水圧
バスタブなし
バスアメニティボディソープー、シャンプー、コンディショナー
その他アメニティ歯ブラシ
ウオッシュレットあり
ヘアドライヤーあり
スリッパあり
アイロンなし
ズボンプレッサーなし

室内の様子

室内は十分すぎる広く快適です。

今回宿泊した部屋のベッドはダブルベッド。2人だと少し狭いかもしれませんが1人であれば十分な広さです。

ベッドの正面には巨大な東芝製のテレビがあります。基本的に取り扱っている番組・サービスは中国のものばかりです。言語は中国語と英語の両方に対応しています。

部屋の奥には作業もできるデスクがあります。十分な作業スペースが確保されているため、PCを使った作業も快適にできます。

トイレとシャワー室は分離しています。シャワーはかなり水圧が強く温度調整も良好でした。ただ一点懸念があるとすると排水溝があまり仕事をせず、水を流しっぱなしにするとすぐに溢れます。

シャワー室のすぐ横にトイレがあります。トイレはとても清潔ですが何よりもウォシュレットが完備されています。中国でウォシュレットがあるトイレをはじめて見ました。

部屋の入口付近にはクローゼットもあります。またバスローブや室内用の使い捨てスリッパもあります。

冷蔵庫にはお水とソフトドリンク類があります。もちろん無料です。

無料シャトルバスサービス

ホテルには無料のシャトルバスがあり、30分おきにホテルを出発します。

24時間運航しているため、深夜出発の方でも安心して利用することができます。特にシャトルバスは予約する必要はありません。カウンターのスタッフにシャトルに乗りたい旨を伝えたところバスが到着するまで待ってての一言でした。

バスは北京大興空港4階の4番ゲートに送迎してもらえます。

その他

ホテルにはレストランが地下1階にあり、朝食・昼食・夕食それぞれオープンしています。時期によるかもしれませんが、私が宿泊したときは濃霧のためとてもホテルの外に気軽に出ることができない状態でした。

そもそも周辺にあまり飲食店やコンビニもないのため、食事をする際はホテルのレストランを利用するとよいでしょう。

ちなみに朝食は別料金を支払う必要があり、118元 (約2,500円)とわりと高めの価格設定です。

まとめ

今回宿泊した北京大兴机场丽筠酒店 (Radisson Hotel, Beijing DaXing Airport)は、トランジット客以外の方もホテルの公式ホームページやOTAを使うことで予約ができますが、料金は日本円にして約20,000円になります。

中国南方航空の提供するトランジットホテルはランダムに割り当てられますが、無料でこんな素晴らしいホテルに宿泊できるのはかなり太っ腹です。

手続きはカウンターで簡単に行えるので、もし興味のある方でトランジットホテルの対象である方はぜひ利用してみてください。

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